立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

知覚過敏

むし歯でもないのに歯がしみて痛い、という症状の多くが知覚過敏です。冷たいアイスやカキ氷、あるいは酸味の強いミカンなどを食べるとスキンとしみる、また歯ブラシの毛先が触れると痛んでお困りの方は、ご自分で改善できることから歯科医院での治療までご…

歯ブラシの選び方

1.柄は真っすぐのストレート型 2.ブランドマークなどの突起がないもの 3.断面は長方形に近い楕円形 4.植毛形態は縦が3列、横は親指の幅あるいは人差し指の第一関節までの長さ 5.材質は透明のナイロン製 6.「ふつう」の硬さのもの 交換は1ヶ月…

歯周病の3つのSとは?

歯周病にはどんな特徴があり、どんな症状があるのか? 歯周病の特徴を次の「3つのS」で表現することで、「予防や治療には自分の努力が欠かせない病気」だという意識づけをしたという。 Silent disease…静かに痛みがなく進行する病気 Social disease…成人の8…

デンタルフロスの効果

歯ブラシでブラッシングするだけでは、歯垢の50%〜70%程度までしか除去できないといわれていますが、デンタルフロスを使うことで、90%程度まで歯垢の除去率を高めることができるため、虫歯・歯周病をはじめとする口内疾病を防ぐ効果があるとされています…

ウーロン茶で虫歯予防?

■子どもの歯みがきのポイント 1)子どもの前で楽しく歯を磨く。子どもは親の楽しいことは自分も早くしたいと思う。 2)歯が生えれば、歯ブラシで歯を磨く。歯垢(プラーク)は歯ブラシでなければ取れない。 3)歯ブラシが持てるようになれば、自分で磨かせる。…

入れ歯

せっかく作った入れ歯。 違和感があるから、取り外しが面倒だから、という理由であまり付けない方もいらっしゃいます。 入れ歯は付けないでいると、合わなくなるばかりか、お口の中にも様々な悪影響を及ぼします。 早く入れ歯に慣れるためにも、毎日取り付け…

歯並びの悪さと歯周病

『歯並びが悪い人は磨き残しが多くなる可能性が高い=付着した歯垢(プラーク)を除去できていない』 と、なりますので歯周病になるリスクが高いといえます。 歯並びが良い人はそれほど神経質に歯磨きをしなくても磨き残しが少なく、付着した歯垢(プラーク…

歯周病は遺伝?

歯周病自体が遺伝する事はありませんが、歯周病になりやすい要因は遺伝する可能性があります。 歯周病は感染症です。 歯周病の原因である『歯垢(プラーク)/歯石』の中に含まれている歯周病菌(細菌)に感染する事によって発症しますので、歯周病の親(母・…

女性ホルモンが好物??

歯周病菌の中には、女性ホルモンを栄養源として繁殖する菌がいるのです。 ですから、女性ホルモンの変化によっても、女性は歯周病にかかりやすい時期があるのです!! それが【 妊娠中 】です。 もちろん初経、更年期などもその時期に入りますが、特に注意が…

歯周病で早産の確率7.5倍!?

近年になって、歯周病に罹っていると糖尿病や肺炎、心筋梗塞などのリスクが高くなる、ということも盛んに警告されていますし、アメリカでは「歯周病は早産の危険因子の1つ」という研究報告が発表されました。 妊娠37週未満で生まれた早産の人、2500g以下の…

妊娠中の口の中は、虫歯や歯の病気になりやすい環境

妊娠すると、女性の口内の環境は大きく変わります。 ホルモンの変化で歯周病菌が増える、だ液の量が減って口の中が乾きやすくなる、免疫力が落ちるなど、むし歯や歯の病気が起こりやすくなるのです。妊婦さんの歯のトラブルは、赤ちゃんの歯にも影響します。…

入れ歯のお手入れ

歯磨きを毎日するように、入れ歯も毎日のお手入れが必要です。 入れ歯は虫歯になりませんが、天然歯(ご自分の歯)のように自然の浄化作用がないため、ハグキの隙間などに汚れがたまりやすく、カンジダ菌というカビの一種が繁殖しやすくなっています。 そこ…

妊娠中は歯のケアが行き届かないことも・・・

まだ出産のご経験のない方から「妊娠・出産でお母さんはカルシウムを奪われるから、歯がボロボロになるって本当ですか?」と聞かれることがあります。 栄養が行き届いていなかった時代であれば、赤ちゃんに必要なカルシウムを補うために、母親の歯のカルシウ…

プラークが歯石になるまで

食後に歯磨きをしないなど、歯を清潔に保っていないために細菌が増殖することで、歯周病が起こります。 不十分な歯磨きなどで歯が汚れたままだと、細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)がたまり、72時間以上放置されたプラークは唾液中のカルシウムと反応…

ホワイトニング

歯みがきや歯のクリーニングでは落ちない、加齢や遺伝による歯の黄ばみを、 歯を削ることなく白くする方法で、その方本来の歯の色よりも白くすることが出来ます。 歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみ色素を分解して歯を白くしていきます。 天然…

歯茎の色が悪い原因は?

まず、色の違いでもさまざまな原因が考えられます。 黒色なのか?白色なのか? 黒色では代表的なのが「メラニン色素」の沈着が考えられます。生理的な沈着がほとんどですが、喫煙などで濃くなることがあり、気になるのなら主治医に相談してください。 そのほ…

歯の神経を抜く(取る)ってどういうこと?

多くの歯科医院では歯の神経と言い、むし歯で痛くなった歯を治療する時に歯の神経を取るといいますね。しかしこれは正確な表現ではありません。神経と呼ばれるものは正しくは歯髄(しずい)と言い、歯の象牙質に養分を補給している組織で、毛細血管の集合体…

普通の歯磨き方法では虫歯や歯周病を予防できない

理想的な歯磨き方法 は、理想的な歯並びがあってこそ 歯磨きの話で歯科医の教科書で必ず出てくるのが、「バス法」「スクラッピング法」などの方法。歯医者さんでも模型を手に説明することが多いので、内容を聞けば、あの磨き方のことか、とわかる方が多いと…

理想の歯磨き

「理想の歯磨きは3・3・3」だと言われています。 これは、一日3回、食後3分以内に3分間歯を磨くというものです。 ◎一番大切なのは、「寝る前に歯を磨く」ことです。 唾液には細菌の増殖を抑え、歯を守る作用がありますが、寝ている間は唾液の出る量がガク…

歯科恐怖症の克服

歯科恐怖症は周囲の人間と協力し、時間をかけて克服していく必要があります。 虫歯になった場合は治療を受けなければならない、ということは自覚していてもどうしても歯科医院を訪れる勇気が出ない。 そんな迷いを抱えたままズルズルと時間だけが経過してし…

歯を失った時の治療法

歯が失った時の治療法をご紹介します。 主にこの3種類です。 1.インプラント 2.入れ歯 3.ブリッジ 1)インプラントの特長 インプラントは、歯のない部分に人工の歯根を埋める治療方法です。 チタン製の人工歯根と骨が結合するので、がたつかず、天然…

歯周病の進行

【 歯周病 初期 】 歯肉炎から、さらに細菌感染が進んだ状態です。 歯肉の炎症は歯肉炎時とほぼ同様。 ブラッシングやフロスで出血します。 細菌感染の進行により結合組織付着が喪失し、破壊された結合組織付着は、元には 戻りません。 この時点で歯周病だと…

歯磨き中や歯茎からの出血の原因は?

【歯磨き中に出血するのはなぜ?】 ブラッシングで血が出ると、たいてい歯ブラシで歯ぐき(歯肉)を傷つけているせいだと思われがちですが、実はそこで細菌と白血球が戦っているせいなのです。 細菌の塊である歯垢が歯と歯肉の境目に溜まると毛細血管がそこ…

タバコはなぜ悪い??

一般にタバコを吸う人は、吸わない人に比べ3倍も歯周病にかかりやすく、また2倍も多く歯を失っているという報告があります。 また喫煙本数と比例して歯周病が重症化することも分かっています。 ではどうしてタバコが歯周病を悪化させてしまうのでしょうか…

歯周病予防〜生活習慣を見直そう〜

1.食生活栄養バランスの取れた、規則正しい食生活を意識しましょう。 糖分の多い食品を摂り過ぎるのはやめましょう。 歯周組織の抵抗力をつける食品を摂取しましょう。 (たんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミンA・Cなど) 2.喫煙タバコを吸うと血行が…

入れ歯のお手入れ

歯磨きは、1日3回食後に磨かれている方が多いと思います。 歯磨きの手法としては、歯磨き粉と歯ブラシのお手入れの他に歯間ブラシやフロス、舌ブラシといった清掃用品や、キシリトールに代表されるガムやマウスウオッシュなど、口腔衛生用品は多岐に渡って…

乳児の歯

皆さん、乳歯はいつ頃から生えるかご存じですか? 生後6ヶ月頃に下の前歯から生えることが多いですが1歳のお誕生を迎えてもまだ生えていないこともあります。 乳歯が生える時期はお子さんによってかなり差があるものです。 歯が生えるのが遅いことは悪いこ…

唾液を増やすには

唾液は増やすと口臭、虫歯予防になります。 1.唾液腺のマッサージ 食事前にするのがベストです。 回数は10回を目安に、痛くない程度の力でやってみましょう。 ◆耳下腺耳たぶの下で、ほお骨のでっぱりのすぐ内側です。 親指を除いた4本の指で、上の奥歯…

歯肉縁上歯石とは

歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)とは、歯肉縁より上の部分に付着した歯石のことで、歯肉の境目に沿って付着します。 歯肉縁上歯石は白色または黄白色で、外から見える部分に付着しているので肉眼で確認できるため、歯科医院での通常のスケーリング(…

歯肉縁下歯石とは

歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)とは、歯肉縁より下、つまり歯周ポケット内の歯根部分に付着した歯石のことで、歯周ポケットからの浸出液や血液に由来するヘモグロビンなどを含むため、黒褐色でとても硬く、縁上歯石と比較して付着する速度は遅いものの…