歯科恐怖症は周囲の人間と協力し、時間をかけて克服していく必要があります。
虫歯になった場合は治療を受けなければならない、ということは自覚していてもどうしても歯科医院を訪れる勇気が出ない。
そんな迷いを抱えたままズルズルと時間だけが経過してしまい、虫歯が深刻な状態にまで悪化してしまう。
その結果、治療がますまず痛く、 つらいものになってしまい、ますます恐怖症が強くなってしまう。
そんな悪循環に陥りやすいのも歯科恐怖症の問題点です。
これを克服するためには周囲の人間の協力が欠かせません。
歯科恐怖症の克服のためには二つの大きなハードルを乗りこえる必要があります。
まず歯科医に訪れること、それから治療を受けることです。
とくに前者は大きなハードルとして立ちはだかります。
得たいの知れない歯科に1人で取り残される。
歯科恐怖症の人にとってこれほどの恐怖はないからです。
これを克服するためには身近な人間の協力が大きな役割を持ちます。
「いい大人なのだから」と思わずに歯科医院まで付き添ってあげるだけでも歯科恐怖症の人にとっては大きなサポートとなります。
そして治療の恐怖に対しては医師のサポートが欠かせません。
そのためには医師に対して恐怖症であることを事前に告げることが大事になります。
それが恥ずかしくて治療を受けられない、という人も多いかもしれません。
しかしこの一歩さえ踏み出せば医師はしっかり受け止めてくれ、 恐怖症を克服するための治療を行ってくれます。
歯科恐怖症に限らず、恐怖症は1人で克服するのは非常に困難です。
周囲の人間がサポートしてあげることが何よりも重要になってくるでしょう。