唾液は増やすと口臭、虫歯予防になります。
1.唾液腺のマッサージ
食事前にするのがベストです。
回数は10回を目安に、痛くない程度の力でやってみましょう。
◆耳下腺
耳たぶの下で、ほお骨のでっぱりのすぐ内側です。
親指を除いた4本の指で、上の奥歯のあたりを回してマッサージします。
◆顎下腺
下あごの左右の骨の出っ張りから3センチ内側の部分を親指で押します。
◆舌下腺
両手の親指をそろえて、あごの真下から舌をつきあげるように、ゆっくりと押します。
2.口や舌の運動で口の周りの筋肉を鍛える
a)舌を思い切り前や下、左右に出す
b)舌の先を上あごや鼻の近くに出す
c)口を思いきり横に広げる
d)ひょっとこ顔になる運動をする
3.よく噛んで食べる
かたいものをゆっくりとよく噛んで食べることです。
噛めば噛むほど唾液が分泌されます。
4.ガムを噛む
ガムを噛むと、自然と唾液が分泌され、口の中の口臭の元となる細菌を洗い流し、口臭予防につながります。
特に抗菌・消臭効果のあるフラボノイド配合のガムが、口臭予防には効果的だといわれています。
5.酸味のあるものを食べる
酢の物や梅干、レモンなど、酸味のあるものを口にすると唾液の分泌がさかんになります。
6.昆布
昆布に含まれるアルギン酸には、唾液の分泌量を増やしてくれる作用があり、おしゃぶり昆布を口の中にいれておくと、体は昆布を異物ととらえて、洗い流そうとして唾液を分泌します。昆布は唾液を増やし、口臭予防にはとても効果的といえるでしょう。