立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

悪い噛み合わせの影響

悪い噛み合わせは、虫歯や歯周病の心配があります。

歯と歯の間にすきまがあると、そこに食べカスなどが詰まりやすくなり、また正常に噛めないことによって、食事の際の噛む回数が減って口の中の細菌を殺してくれる唾液の量が減ってしまいます。 

歯磨きを行う際にも、歯並びが不揃いいだとなかなか歯ブラシが行き届かず、歯垢がたまり、それが虫歯や歯周病の原因にもなります。 

私達は眠っている間に歯ぎしりをします。 
これはストレスの緩和にとても良い働きをしているそうですが、噛み合わせが悪いと、歯ぎしりを上手くすることが出来ません。

悪い噛み合わせの影響は身体だけの問題に留まりません。 
メンタルな部分にも大きく影響してくるのです。 

前歯の歯並びがよくなかったり、発音がうまくできずに、人前で歯を見せることを極端に嫌って、無口になってしまう人や、口元が気になって大きく笑えない人など、歯並びの悪さは、さまざまなコンプレックスを抱えこんでしまうことがあります。

そして、内向的な性格になってしまうことがあります。 
実際に、人と会ったときの第一印象で、口元というのはかなり重要な要素のひとつとなります。 

会話の中などで、ふっとみせる笑顔が美しかったりすると、強く印象づけられます。 
その笑顔をキレイに魅せてくれるのが、口元なのです。 
歯並びを治したことで、人前でも気にせず笑えるようになって「自信が持てた」という話もよく聞かれます。 

悪い噛み合わせによって及ぼされるさまざまな影響は思っているよりも大きいかもしれません。 
心身ともに健康な生活を送るためにも、歯列矯正の治療は重要になってくると思います。 

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