立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

2019-05-11から1日間の記事一覧

唾液の分泌不足が起こる病気もある

唾液の現象が、年齢に伴い生理的な衰えが原因で起こることもありますが、病気などが原因で起こる場合もあります。 50歳代の女性におこる「シェーグレン症候群」がその1つです。 原因が特定しにくい自己免疫疾患の一つで難病と言われています。 膠原病を患っ…

歯も顎も育てる「噛む育」

最近の日本人は硬いものを噛まなくなった結果、顎が細くなっているということが問題になっています。 なぜ問題なのかというと、歯の大きさと顎の大きさが合わないと歯が正常に生えてこないから。 解りやすい例をあげると、大人になってから生えてくる親知ら…

永久歯の歯並びについて

■歯の大きさとあごの大きさの関係 歯の生え替わりの最初の頃は、永久歯が大きすぎて不安になることもあります。 しかしあごを含めた顔全体の大きさは発育途中のため徐々にバランスがよくなっていきます。 あごの成長とともに永久歯が出てくることが理想です…

乳歯の無理な抜歯は禁物

■前歯は簡単、奥歯は大変 乳歯の抜歯については、自分で抜歯する方法と病院で抜歯する方法があります。 しかし全部の乳歯を自分で抜くことができるのは、本当に良い条件の時です。 乳歯をよく見てみると、前歯は根の横方向の断面積が小さくて歯ぐきに接する…

歯石除去後にしみる化膿性が高い状態とは?

1.定期検診は受けたことがない 定期的な歯石取りなどはあまり行なっていないため、歯石が比較的多めについている。 2.歯茎が下がり気味 比較的多く見られるのは、歯周病の進行が初期ではなく、症状がなくても実際は中〜重度の歯周病のため、歯茎が下がり…

口内炎のしくみ

(1) 粘膜を正常に保つためのビタミン不足、疲労やストレス、ウイルス感染や外的刺激などにより、タンパク質分解酵素の一種プラスミンが発生します。 (2) 増え続けたプラスミンによって、炎症のもと(ヒスタミン)や痛みのもと(プロスタグランジン・ブラジキ…

妊娠中の虫歯治療

■妊娠初期の虫歯治療 妊娠中の歯の治療は、放置した際のリスクと治療のリスクを比較して優位が認められれば治療を選択します。 子どもの体の器官が形成される大切な時期。 この時期の歯の治療は、麻酔やレントゲン、薬などを使用しないで済む小さな虫歯の治…

インビザラインとは

インビザラインとは、最新のマウスピースを使用した歯列矯正です。 従来のワイヤー矯正と比べると、目立たない、衛生的、ストレスがないといったメリットがあります。 ワイヤー矯正でよくあるのが、見た目が悪かったり、ワイヤーが頬に当たり痛かったり、口…

歯年齢

虫歯が原因で歯を抜歯するまでを人生80年で例えると、次のようなイメージになります。 ■〜20代 虫歯の無い健康な歯 大病の経験もなく、噛む力にもしっかり耐えて、ガッチリしています。 まだまだこれから余力もたっぷり。 ■30代〜 小さな虫歯治療済みの歯 以…

虫歯になりやすい歯

大人よりも子供の歯 虫歯になりやすい所 乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質表面の結晶構造が脆く、歯垢(プラーク)の中で酸や毒素がそれほど作られなくても、すぐに歯の表面が溶けだしてしまいます。 永久歯は生えてから時間の経過とともにしっかりし…

歯周病と脳梗塞

脳の血管のプラークが 詰まったり、頸動脈や心臓から血の塊やプラークが飛んで来て脳血管が詰まる病気です。 歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。 血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、動脈疾患予防のためにも歯周…

歯をボロボロにする習慣

第1位 治療の中断 意外に思うかも知れませんが、これが歯をボロボロにしやすい第1位なのです。 最悪なケースは、治療で痛みを取ったらそれでおしまい、を繰り返している場合です。 実は、虫歯などの重症化が最も進むのは治療途中というケースがあります。 …

お口と全身疾患

歯周病とは、歯周組織に発生する疾患の総称です。 歯周病のうち、歯肉に炎症が起こっている状態を歯肉炎、他の歯周組織にまで炎症が起こっている状態を歯周炎といい、これらが二大疾患となっています。 放っておくと、最終的には歯が抜け落ちてしまう恐ろし…

お口の中をチェックするのはメリットだらけ

皆さんは普段から、口の中を見る習慣ありますか? 多分ほとんどないのが現状でしょう。自覚症状が全くないのに、たまたま受けた学校や会社の検診で虫歯が見つかって治療した……そんなケースが多いようです。 虫歯はある程度進行してからでないと自覚症状が現…

親知らずを抜いた方が良い場合

(1) 手前の歯と同じように生えてきているが、歯磨きが上手に出来ない場合。 (2) 中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合。 (3) 横向きに生えてきている場合。 (4) 骨の中に完全に埋まっているが、レントゲン写真上問題がある場合。 (5) 歯…

8020運動とは

いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。 1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。 20本以上の歯があれば、食生活にほ…

顎関節症の4つのタイプ

顎関節症のタイプはその障害のある部分によっていくつかに分けられています。(日本顎関節学会による) 1.筋肉の障害によって起こるタイプ 2.関節包・靱帯の障害によって起こるタイプ 3.関節円板の障害によって起こるタイプ 4.変形性関節症によって起…

ドライマウスチェック

だ液が少ない人に起こりやすい症状です。 当てはまることはありませんか? ●口の中がネバネバする ●口が渇くので、よくうがいをする ●口が渇くので、水やお茶、アメなどを持ち歩く ●口の中が痛む、ヒリヒリする ●舌がひび割れる ●口やのどか渇いて話を続けられ…

唾液には自然治癒能力がある?

液の量が少ない、自然口の中が乾いているという状態は虫歯になりやすくなるそうです。 唾液には抗菌作用や抗溶解作用がありますが、唾液が少ないとなると歯から菌を洗い流しにくく、虫歯になりやすいというわけです。 しかし、これだけでなく、唾液には虫歯…

歯の神経を抜いた後のリスク

意外かもしれませんが、歯の神経を抜いた後でもリスクがあります。 ■神経の取り残しの可能性 歯の根の形や、神経部分の形などは、人によって全く異なります。 簡単に神経を取れる物から、複雑で完全に神経を取ることが難しい物まで様々です。 特に奥歯になる…

歯のアンチエイジング

歯年齢が60代になったとしても、お手入れや使い方によっては、まだまだ若さを取り戻すことが出来ます。具体的に次のようなことが大切です。 ■歯磨きをしっかり行う お肌のお手入れと同様、毎日の歯磨きをしっかり行ないましょう。 ■定期的にプロフェッショナ…