立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

2019-05-09から1日間の記事一覧

歯周病で顎の骨が溶けるわけ?

歯周病の原因は、歯の周囲に付着した細菌です。 歯周病の初期段階では、この細菌が歯茎にのみ炎症を起こし出血や白い膿が見られます。 末期になると歯の周囲の骨がほとんど溶けますが、これは骨に近付いてくる細菌に対して骨が自分を溶かして逃げようとして…

あなたは隠れ歯周病かも?

1.歯磨きは昔から自己流 きちんとした歯磨き指導を受けたことはなく、あまり熱心に歯を磨いたことはないのに歯が丈夫!という人は結構いるものです。 自己流の歯磨きで、本当は汚れが落ちていないのに、虫歯がないため正しい歯磨きと思いこんで、歯石など…

悪い歯並びの欠点

歯並びが悪い場合のデメリットについては、次のようなものがあります。 1.虫歯になりやすくなる 特に歯と歯の間など、ブラッシングが困難になりやすい部分は、虫歯の温床となりやすい。 2.歯周病になりやすい 同じようにブラッシングが困難な隙間が出来…

歯周病と心筋梗塞

心筋梗塞とは何らかの異変によって心臓に血液を送る血管がつまりその筋肉が壊死し、最悪の場合命を失う恐ろしい病気です。 主な原因は動脈硬化です。 長年の喫煙、高カロリーの食事などによる生活習慣によって動脈硬化を起こします。 最近の研究で明らかにな…

健康な歯は噛み合わせ的には不健康?

誰でも自分の歯を削ることには抵抗があります。 虫歯のない健康な歯であればなおさらです。 しかし現代人の場合、あごの骨が小さめで、歯並びが乱れてしまうことが多いため、歯そのものは虫歯でなくても、全体を噛み合わせ面からにみると理想な状態とは言え…

歯石除去後の変化

1.歯磨きで出血しにくくなる 歯石があるために炎症を起こしている歯ぐきは、ブラッシングなどの弱い刺激でも出血と痛みが起こります。 歯石を取る時に出血しやすいと感じるのもこのためです。 歯石除去には超音波スケーラーなどを利用しますが、この器具が…

安定した噛み合わせ(犬歯誘導)とは

一般的には、安定した良い噛み合せというと、きれいな歯並びを想像しますが、全体のバランスから安定した良い噛み合せを考えると、単に見栄えが良いだけでは、安定した良い噛み合せとは言えない場合があります。 例えば、時々なんとなく痛くなるけど、数日す…

正しい噛み合わせの大切さ

噛み合わせが悪くなると咀嚼筋(そしゃくきん)などの筋肉が緊張状態になり、あご周辺の筋肉への力のかかり方が変わります。 そして、緊張している方向へ身体が傾き、首や頭の角度や位置が微妙に変化します。 そのため、あごはもちろん、肩・首などに余計な…

歯周病に遺伝は関係あるのか

なりやすい人となりにくい人がいるということは、生まれた時から決まっていることなのでしょうか。 両親が歯周病であれば、子供も歯周病になりやすいものでしょうか。 結論から言うと、遺伝が直接関係することはありません。 歯周病は、歯周病菌に感染するこ…

舌がんの症状

初期症状がどのようなものかを把握することは早期発見のためには非常に大切なことです。 早期発見し、早期治療を行うことで、9割以上は後遺症もなく完治することができます。 特に舌がんは自分自身である程度のチェックが出来るため、それを怠らないことも…

親知らずを抜く基準

■親知らずの腫れが繰り返されるとき 1度腫れると少し時間をおいてから再び腫れることがあります。 短期間(1〜3ヵ月)に腫れることが繰り返されるときは、抜くことが有効です。 ■物が挟まりやすく、親知らずの手前の歯が虫歯になりやすいとき 親知らずよりも…

成人の80%が軽度の歯周病・・・

残念ですがほとんどの方が歯周病の類に入ります。 歯周病の原因は毎日のブラッシング、いわゆるプラークコントロールができているかいないかが重要になってきます。ブラッシングがきちんとできている人は、歯周病にかかる確率はきわめて低いといえます。逆に…

舌がんは遺伝に関係がある?

舌がんは発症の事例が比較的少ないがんです。 いわゆる口腔がんと呼ばれるカテゴリーに属している舌がんですが、そのカテゴリーの中の半数以上が舌がんとされています。 舌がんははっきりとした原因は分かっていないものの、例えば虫歯や歯石など口腔内の不…

歯肉の異常に潜む病気

慢性根先性歯周炎 歯茎の表面におできのような無痛性の膨らみができ、ときどき腫れたり、押すと膿が出てきたりすることがあります。 このおできは、歯の内部の汚れが原因でできる炎症反応の結果なので、おできそのものの治療はありません。 原因となっている…

親知らずの菌が心臓に??

親知らずから入り込んだ菌が心臓に到達する? 親知らずの痛みを放置し、歯の周囲に感染した細菌が、さらにその奥にある筋肉などの隙間に広がりながら顎の奥のほうまで伝わるという、最悪のケースを想定してみましょう。 1.親知らず周辺が腫れる まずはごく…

現代人は顎が退化している?

同じ顎関節症の原因となる生活習慣を行っていても顎関節症になりやすい人となりにくい人がいます。 また近年に顎関節症は増加しており、それも若い女性など若年層に増えています。 これには最近の柔らかい食べ物の多い食生活から「噛む力」が弱くなっている…

噛み合わせの重要性

<正しい噛み合わせの効果> ・脳内の血行が良くなり、頭がよく働く ・記憶力が増し、知能が発達する ・アルツハイマーの予防になる ・体の免疫力、抵抗力が強くなる ・ホルモンのバランスが良くなり、美容や健康が増進する 以上のことが、動物実験や、臨床…