立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

歯も顎も育てる「噛む育」

最近の日本人は硬いものを噛まなくなった結果、顎が細くなっているということが問題になっています。
なぜ問題なのかというと、歯の大きさと顎の大きさが合わないと歯が正常に生えてこないから。
解りやすい例をあげると、大人になってから生えてくる親知らず。
顎が細くなったことによって親知らずが生えるスペースがなく、歯茎の中で横に生えてしまう人が増えているんだそうです。


骨格には遺伝もあるので、永久歯が生えてきても十分なスペースがない場合は、早めに矯正医に相談しましょう。
しかし、日頃から歯ごたえのある食べ物を食べることで、顎の成長を促進させることもできるそう。
乳歯から永久歯に変わり始めた頃から永久歯が生えそろうまでの間、特に意識して顎を成長させてあげてください。
また、乳歯の時によく噛むことは永久歯の歯根をしっかりさせたり、歯並びをよくする助けにもなるとのことです。

小さい頃から歯ごたえのあるものを食べる習慣を身につけてあげるといいですね。
ぜひ「噛む育」のススメをしてあげてくださいね。

歯並びよく歯が生えてくることは、噛み合わせとも大きな関係があります。
これは歯が正常に生えていれば噛み合わせも正常に行われるということ。
そして噛み合わせがいいということは、子供の健康や健全な発育に大きな影響があります。
歯並びもぜひ意識してあげてください。

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