立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

歯ぎしりのセルフチェックと予防

歯ぎしりのセルフチェック

歯ぎしりは就寝時に無意識にしてしまうものなので、自覚するのはむずかしいですが、歯の状態を見たり、体調を確認することで、自分が歯ぎしりをしていうるかどうかをチェックすることができます。 
下記の項目に思い当たることがあれば、歯ぎしりをしている可能性は高いでしょう。


1.歯にひびがあったり、欠けたことはありますか?
2.上下の歯が噛みあうところに、すり減りがありますか?
3.口を普通に閉じた状態で、口の中で上下の歯がくっついていますか?
4.集中しているとき(車の運転、パソコンで作業をしている時、趣味に没頭しているなど)に無意識に噛みしめていますか?
5.歯と歯ぐきの境い目が削れていますか?
6.朝起きた時に口の周囲がこわばっていたり、顎が疲れていますか?
7.頬の内側や舌にかんだ痕がありますか?
8.肩こりや、頭痛が多いですか?

自分でできる歯ぎしり予防

歯ぎしりが起こるメカニズムはまだ不明な点が多いため、完全な予防法がないのが現状です。
まずは対症療法を組み合わせて、できることから始めてみましょう。

1.就寝前の1時間はリラックスタイムにして、自分の好きなことを楽しむ。
2.顎や頬の筋肉をよく揉みほぐすようにマッサージをして、筋肉をリラックスさせる。
3.枕を低くして、枕の上に首の付け根までのせ、上を向いた姿勢で寝るようにする。
4.布団に入ったら「明日はきっと楽しい1日になる」と自己暗示をかけてみる。
5.昼間、歯と歯を噛みしめていると気が付いた時は、深呼吸をするようにする。
6.日常生活でなるべく笑うように心がける。そうすることで歯と歯の接触が少なくなる。
7.歯ぎしりの治療を行っている歯科医院で、正確に合わせたマウスピースを作ってもらう。