歯ぎしりが及ぼす影響
顎関節症、頭痛・首の痛み・肩こり、腰痛、歯痛のような痛み、その他(めまい、耳鳴り、不眠、疲労感など)のような症状はありませんか?
その原因、歯ぎしりが関係しているかもしれません。
歯ぎしりは、歯をギリギリこする合わせるイメージがあるかもしれませんが、音がしない歯ぎしりもあります。この場合、本人だけでなく周囲の人も気づきにくいため、放置されて様々なトラブルを起こしかねません。
歯ぎしりや食いしばりをすると、食事で噛むときにかかる力の数倍の力がかかります。
もし、歯ぎしりや食いしばりが癖になっている場合、顎の筋肉の緊張状態が続き、身体の不調の原因になります。
歯ぎしりのタイプは次のようなものがあります。
★グラインディング:上下の歯をギリギリとこすり合わせる一般的なタイプ
★クレンチング(音がしない):無意識に強く噛みしめたり、食いしばるタイプ
★タッピング:歯をカチカチとすばやく合わせるタイプ
★ナッシング:一定の場所だけギリギリこすり合わせるタイプ
【歯ぎしりの対処法】
寝ている間に歯ぎしりは誰でもあります。ですが、その程度がひどいと歯や顎に負担がかかるため、対処をする必要があります。
「歯ぎしりを周囲の人から指摘されたことがある」「歯がすり減っている」「知覚過敏がある」「朝起きた時に顎の周囲がこわばった感じがある」といった方は就寝時にマウスピースをつけるといった対策があります。
市販の物も販売されていますが、きちんと自分に合ったマウスピースを歯科医院で作ることがおすすめです。
また、あくまで対処法であるため、根本的に治したい場合は、矯正等が必要になってくる場合があります。
医師と相談してみてください。