立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

顎関節症について・・・

顎関節症になりやすい性格

顎関節症の原因の一つには、精神的ストレスが大きく関係しています。

性格的な傾向として顎関節症の方は、神経質・几帳面・完全主義・せっかち・という傾向が見受けられます。

このような性格的傾向の方は、そうでない方よりも不安、恐怖、緊張など多くのストレスを抱えてしまい、心身共に慢性的に疲労を重ねていってしまいます。


日頃からストレスを溜めないよう、少しずつ発散していくのが理想的ですね。

 

顎関節の外科的手術とは?

薬物療法運動療法・スプリント療法・マニピュレーション法などを3〜6ヶ月行っても症状が改善しない場合には、歯科医院・病院での外科的な治療が必要となる場合もあります。

ただし、外科的手術が必要となるのは全顎関節症患者さんの2〜4%ほどで、残りの95%以上の患者さんは外科的手術無しで症状が改善します。


【 注意点 】

・ 通常、数日間の入院が必要となります。
・ 多くの場合、全身麻酔により手術を行います。
・ 手術後も薬物療法運動療法 ・ マニピュレーション法などが必要です。
(リハビリテーション)

 

顎関節の予防

悪い癖の対策
物を食べる時に片方の顎だけで噛む。
→ 両方の歯で噛むようにする。

横を向きながらテレビを見るなどして、顔をまっすぐ向けずに食事をする。
→ まっすぐ向いて食べる。

長時間のほほ杖、または頻度の多いほほ杖。
→ ほほ杖をつかない。

顎と肩で電話をはさむ
→ 電話は手で持つかフリーハンドのツールを使う。

食いしばり。(日中)
→ 常に顎の力が抜けているかチェックをする。(口を大きく開ける癖を付けるとよい)

歯ぎしり。(夜間)
→ これは意識的に気を付けようがないので、とりあえずマウスピースなどを付ける。
根本的な対策は、脳や体の緊張を取ることが必要。
整体などを受けるのも良い。

姿勢の悪さ
→ 常に姿勢を意識すること。
また、体操などをして、体が固まらないように心がける。