立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

噛むことと脳への刺激について

 

 

みなさん、お食事の際によく噛むことを意識していますか?

よく噛むことのメリットの一つに「脳への刺激」があります。

ある研究によると、よく噛むと運動野の中の咀嚼中枢がある場所や、その他でも血流量が増加し、活性化するという結果があります。

脳が活性化することによって集中力の向上、リラックス効果、ストレスの軽減などの効果がみられることが明らかになっています。

 

【なぜ噛むことで脳が刺激される?】

よく噛むことで、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚という五感の情報が脳に送られます。口の中は髪の毛が一本紛れ込んだだけでも違和感があるほど敏感な感覚を持っています。

咀嚼をすることで、脳に多くの情報が送られ、脳の感覚系と運動系の間で様々な情報が飛び交い、同時にあらゆる部位を活性化させています。

 

【噛むことのメリット】

★認知力の向上

★記憶力の向上

★肥満防止

★ストレス・不快感の軽減

★幸福感の増加

など様々なメリットがあります。

 

なので、歯を失い、そのままの状態にしておくときちんと噛むことができません。

そうすると、上記のメリットが薄れるとともに脳の神経細胞の数が減り、認知症などのリスクも高まってしまいます。

他にも、噛み合わせが乱れて身体の不調が出たり、顔の形も変わってきてしまいます。

歯を失った場合には、そのままにせず、何かしら補う治療をしましょう。