立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

口育

「口育」という言葉を聞いたことはありますか?

 

むと書いて口育と言います。

 

どういうことなのかご説明していきますね(^^

みなさん口と鼻の本当の役割は理解していますか?

の役割は食べる・話す

鼻の役割は息をする

 

このバランスが崩れるとお口だけでなく全身に大きな影響を与えてしまいます。

口と鼻の役割を聞いて、あれ?と思った方もいるかと思います。

口って食べる・話す・息をするじゃないの…?

ご自身の呼吸、意識してみてください。最近、口呼吸をする方が増えてきています。

口が半開きになり、「ポカーン」とした表情の方をお目にしたことはありませんか?まさに口呼吸している証拠です。

 

口呼吸は何が悪いのでしょうか?

口にはフィルターがないので空気中の細菌が体の中に直接入ります。

なので、口呼吸をしていると歯周病や風邪、インフルエンザ等にかかりやすくなってしまいます。

また口呼吸をしていると舌が上顎につかない状態になってしまうので歯並びも悪くなります。

 

鼻で呼吸をすると、鼻にはフィルターがあるので、空気中の細菌が体に直接入りにくくなり、歯周病、風邪等にかかりにくくなります。

また、鼻呼吸を正しくすると歯並びが悪くなるのを防ぎます。なので、呼吸は舌を上顎にしっかりつけて鼻で呼吸するようにしましょう!

 

また、そうならないためにも新生児の頃から哺乳の仕方、指しゃぶり・おしゃぶり、離乳食の与え方、ストローの使用など十分注意して、小児から全身の発達を口から見て行くことが重要です。

 

これが口を育む口育です。

 

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