みなさん、こんにちは!
今回は毎日の生活に取り入れやすい「緑茶」を使った虫歯予防について紹介します。
緑茶は、日本の伝統的な飲み物であり、様々な健康効果があることで知られています。
緑茶には、虫歯予防に役立つ成分が含まれており、どのような効果を発揮するのか見ていきます。
【緑茶に含まれる虫歯に効果のある成分】
1.カテキン
緑茶には「カテキン」と呼ばれる抗菌作用のある成分が含まれています。
カテキンは、虫歯の原因となる「ミュータンス菌」の繁殖を抑制し虫歯の発生を予防します。
また、歯のエナメル質を強化する働きもあります。
2.フッ素
緑茶には天然のフッ素も含まれています。フッ素は歯のエナメル質を強化し、酸に対する耐久性を高める働きがあります。なので、日常的に緑茶を飲むことで、自然なフッ素の効果を得ることができます。
3.タンニン
緑茶の渋味成分である「タンニン」も虫歯予防に一役買っています。
タンニンは細菌が歯に付着するのを防ぐ効果があります。
【緑茶の飲み方と虫歯予防のポイント】
1.食後に緑茶を飲む
食後は口の中が酸性に傾き、虫歯が出来やすい状態です。食後に緑茶を飲む
ことで、口内をリフレッシュし、酸性度を下げ、虫歯菌の活動を抑制できま
す。
2.甘味料を加えない
緑茶に砂糖や甘味料を加えてしまうと、逆に虫歯のリスクが懸念されま
す。緑茶の味わいを楽しみ、そのままストレートで飲みましょう。
3.緑茶で口をゆすぐ
食後やおやつの後、歯磨きがすぐにできない時は、緑茶で口をゆすぐのも
効果的です。歯磨きほどの効果はありませんが、口内の菌を減らし、酸性
を中和する効果が期待できます。
【注意点と副作用】
緑茶にはカフェインが含まれているので、過剰摂取は控えてください。
また、緑茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を妨げます。そのため、貧血体質の方や鉄剤を内服している方は緑茶の飲み過ぎには注意しましょう。
★まとめ★
緑茶は、虫歯予防に役立つ成分が沢山含まれており、日常生活に簡単に取り入れることができます。