立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

うつ病と激しい動悸が治った

大阪に住む男性が不整脈の診断を受けたのが35歳の時。32歳頃からうつ病の傾向に
あった。他にも、不整脈、不眠、、眼精疲労(光がまぶしくてサングラスで生活)、ふらつくことが多く、イライラし、精神不安定、頭が重く、首、肩が痛い。職場で何か言われると暴言を吐いたり、物に当たったりした。

経理の仕事だったので、パソコンなしでは仕事にならない。しかし、パソコンの前に座
ると、心臓が苦しくなり、1時間で動悸が激しくなり、それ以上座ってられない。仕事の継続が困難になり3年間の休職。診療内科に通ったが、原因不明で医師から向精神薬睡眠導入剤を処方された。しかし、原因不明は続き、体調が良くなることはなく、免疫力が落ちているせいか、年中風邪をひいていた。

2012年、自分でも原因を調べている時、症状が激しくなった年にインプラントを1
本、奥歯4本に金属の詰め物をしたことを思い出し、「もしかしたら、歯科治療が原因かもしれない」と考え、歯科医院の門を叩いた。

東京、神戸、大阪の数件の歯科医院を訪ね、確証はないがインプラントと歯科金属の影
響が考えられるとの診断を受ける。悪い物を除去するだけなので害はないと診断して、歯科医師のアドバイスに従い、インプラントアマルガム、被せ物順で歯科金属を除去した。

歯科金属を取ってから、頭の重しが取れた感じで軽くなり、視野が明るくなった。
どんどん思考回路がよくなる感覚がして、健康だったときの自分が蘇ってきた。イライ
ラはなくなり、暴言やものにあたることもなくなった。心臓の動悸も、うつ症状もなくなり今では、仕事ができるまでに快復した。今ではそれらの症状もすべてなくなった。

この男性は、若いときにアマルガムを詰めていた。時間がたつにつれ、アマルガムによ
る水銀中毒でうつ傾向や、不整脈、動悸などの症状が出て、それがインプラントと4本の歯科金属で、一気に悪化したのではないかと歯科医師は推測している。

「私の症状は、もしかして歯科金属と関係あるかもしれないと思って、歯科医院のドア
をノックしなかったら、今頃どうなっていたかと思うとぞっとします。32歳から42
歳、この10年間は何だったのだろうと思います。私のような患者が日本からいなくなってもらいたいです」と話してくれた。

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