立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

歯と認知症

歯を抜いた(抜歯)状態では、その抜いた本数だけ歯から脳への刺激が減ってしまいます。
ブリッジ治療で見た目に歯があるように見えても、歯が骨と接続されていない場合なら同じです。

歯を一本無くすごとに認知症になる確率が増えていき、最終的に自分の歯がゼロになると確率が2倍になるそうです。

しかし歯を抜いて、そのまま放置しておくよりは、入れ歯をした方が脳に少し刺激が伝わりますから、少しマシな状態になります。

そして認知症が進行していけば、自分で歯を磨く能力も低下していきますから、さらに歯の状態が悪くなり、悪循環に陥ってしまいます。
普通の人でも、生活がズボラになると歯磨きする事すら、おっくうになる事がよくある位ですから、認知症の人ならなおさらです。

想像してみましょう。
歯科医でもない限り、他の人の歯磨きを他の人が行う事は非常に困難です。