立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

正しい歯磨きの仕方

歯周病予防の基本は『正しい歯磨き(ブラッシング)』です。

歯磨きによってプラークコントロールがある程度可能となりますので、1にも2にも正しい歯磨きが何よりも大切なのです!

歯磨きの最も大きな目的は、歯周病の原因である歯や歯の周りに付着した細菌、歯垢プラーク)を取り除く事です。

歯垢プラーク)が歯、歯の周りに付着する事は仕方ない事なのですが、正しい歯磨きで歯垢プラーク)を取り除く事は可能なので、歯周病を予防するためにも正しい歯磨きの仕方をマスターしましょう!


 正しい歯磨きの仕方(方法)

歯周病の根本的な原因は歯垢プラーク)ですので、歯磨きで歯垢プラーク)を除去すれば歯周病を予防する事が出来るのですが、単に強く磨いたり、長く磨いただけでは歯や歯の周りに強力に付着した歯垢プラーク)を完全に除去する事はできず、歯垢プラーク)を除去しようと強く磨いた結果、逆に歯や歯肉(歯茎)を傷つけてしまうこともありますので注意が必要です。

ではどのような歯磨き(ブラッシング)をすれば歯垢プラーク)を確実に除去し、歯周病を予防できるのでしょうか?

これは歯医者さんに直接、指導してもらう事が1番です。

口の中、歯並びは1人1人違いますので、その人に適した歯磨きの仕方も1人1人異なるからです。

特に毎日、または毎食後に歯磨きをしているにもかかわらず虫歯になりやすかったり、歯周病になってしまった方は歯磨きの仕方に問題がある可能性が高いので、1度、歯医者で正しい歯磨きの仕方を指導してもらい、実践するようにしましょう!


〜一般的に言われている正しい歯磨きの仕方〜


◎全体的に何となく磨くのではなく、1本1本、確実に磨いていく。

◎歯ブラシの毛先部分を歯、または歯と歯肉の境目に直角(90度)に軽くあてて、力を入れすぎず、大きく動かすのではなく小刻みに、軽く振動させるように磨く(力を入れて磨くと歯ブラシの先が開いてしまい逆にきちんと磨けません)。

◎横だけでなく上下にも歯ブラシを動かし、歯ブラシも横向きだけでなく、マイクを持つように縦に持って磨く(常に一定方向に磨くと確実に磨けていない部分ができますので、上下左右、またグルグル回すように磨く)。

◎毛先が開いた歯ブラシでは歯磨きの効果が激減するので早めに交換する。


以上が一般的に言われている正しい歯磨きの仕方で、何となく磨いていては歯垢プラーク)を除去する事が出来ませんので自分の磨き方を見直し、当然、歯医者で自分に合った歯磨きの仕方を指導してもらう事も必要だと思いますよ。

※いくら自分では完璧な歯磨きが出来ていると思っても実際に歯垢プラーク)を完全に除去できていない場合のほうが圧倒的に多いので、客観的に歯垢プラーク)を除去できているのか?を確認するためにも『プラーク染色剤(歯垢染色液)』などを使う事も必要かもしれません。