立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

舌がんの症状

初期症状がどのようなものかを把握することは早期発見のためには非常に大切なことです。
早期発見し、早期治療を行うことで、9割以上は後遺症もなく完治することができます。
特に舌がんは自分自身である程度のチェックが出来るため、それを怠らないことも早期発見につながります。

では、実際に舌がんの症状とはどのようなものがあるのでしょうか。

まずは色の変化が挙げられます。
周囲に比べると、舌が白くなっていたり、逆に赤くなっていたりしていませんか?
これは白板症や紅板症と呼ばれる病気である可能性もありますが、これらの病気もまた舌がんになるリスクが高いのです。
とりわけ紅板症に関しては5割が舌がんに発展する可能性があるため、注意が必要となります。

そして、もう1つがデキモノです。
舌の周囲にしこりが出来るというものですが、最初のうちは口内炎と勘違いされるのがほとんどです。
しかし、「どうせ口内炎だから」と放っておくと、それが危険を伴うこともあります。


口内炎は数日から1週間程度で治るものですが、いつまで経っても治らない場合や、口内炎を治すための薬を使用しても効果がない場合は舌がんの可能性があります。
なかなか治らない口内炎は、舌がんである可能性が潜んでいるといえます。

舌がんの症状は、初期の段階で痛みがあるというケースは約3割といわれています。
逆に言えば、痛みがない状態で舌がんが進行している場合もあるので、その場合は注意が必要です。

このように、舌がんの症状は様々ですが、舌の変化をマメにチェックすることが、舌がんの早期発見につながります。

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