立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

歯磨き以外の虫歯のリスク

歯磨きが全く同じでも、歯を取り巻く環境が異なると虫歯になりやすくなったりします。
歯磨き以外の虫歯リスクとして考えられる主なものは、次のようものです。

1.歯並び
歯並びが悪い場合、普通に磨いただけでは、歯ブラシが届かないなど、整っている状態に比べて虫歯リスクは高くなります。 

2.生活習慣
不規則な食生活や間食、就寝前の飲食など、歯の表面の再石灰化が妨げられると虫歯リスクは高くなります。 

3.食生活
砂糖を多く含む食品や、歯に挟まりやすい、歯に付きやすい食べ物なども虫歯リスクに影響があります。 

4.唾液の分泌量
唾液の分泌が少なく、口が乾燥した状態が多いほど、虫歯リスクは高くなります。 


5.歯の形態
歯の表面の溝の形が複雑な場合や、深い場所があるなど、プラークが入り込みやすい形の溝は、虫歯リスクが高くなります。 


6.噛み合わせ
特定の歯に負担がかかるかみ合わせや、就寝中のはぎしりなどは虫歯リスクに影響を与えます。


歯磨きをどんなに一生懸命にしていても、なかなか虫歯が少なくならない場合、歯磨き以外の部分の虫歯リスクが高くなっている場合があります。

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