最近はまた変異株の影響もあり、感染が再拡大している新型コロナウイルス。
コロナ禍で歯医者への受診を控えている方もいらっしゃると思います。ですが、そう思っている方こそ歯科検診を受けて頂きたいです。
こちらは日本歯科医師連盟の配布資料です
歯周病の人が新型コロナウイルスに感染すると死亡リスクが高まります。
歯周病をそのままにしておくと、重症化につながりやすくなることが分かっています。
国会で行われた参院予算委にて発表された論文「歯周病と新型コロナ感染の重症度との関連性」が紹介され、注目されています。
歯周病であり、新型コロナウイルスに罹患した人は(検査数)258人のうち33人が重症化したのに対し、歯周病のない人では(検査数)
310人のうち重症者は7人となっています。
また、歯周病患者は歯周病でない患者に比べ約8.8倍死亡リスクが増します。
以前から歯周病がインフルエンザの感染リスクを高めることは言われていましたがコロナにも同じことが言えるようです。
歯周病は自覚症状がほとんどなく、放置すれば悪化する一方で、自然に良くなることはありません。歯周病は予防と早期発見・治療が大切です。
手洗いうがいに加え、お口の中をきれいにすることでコロナ予防をしましょう!