ビタミンCは、体内でコラーゲンを作るときに必要な栄養素で、毛細血管からの出血を防ぎ、健康的な歯ぐきを作る働きがあります。
ビタミンCが不足すると、コラーゲンが不足して、体内の細胞同士の結びつきが弱くなり、その結果、ちょっとしたことで毛細血管から出血しやすくなります。
ビタミンCは、アセロラジュースやキウイ、柿、いちご、レモンなどの果物、ピーマン、ブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。
ビタミンDは、歯や骨を丈夫にする働きがある栄養素です。
歯の大部分はカルシウムでできていますが、ビタミンDはカルシウムを、腸でスムーズに吸収して歯に運び、歯にカルシウムを沈着させる働きがあります。
たとえカルシウムを十分摂っても、ビタミンDが不足していると、丈夫な歯にはなりません。
ビタミンDは、主に、サケ、ニシン、サンマ、イワシなどの魚類に多く含まれていますが、日光浴によって体内でも合成されます。
カルシウムは、腕や足の骨だけでなく歯を支える骨を、丈夫にするために必要です。
歯周病の細菌は、この骨を少しずつ溶かしてしまうので、これを補うためにカルシウムを十分に摂るのも、歯周病には効果的です。
特に、ビタミンDを多く含む食品と、一緒に摂ると効果があります。
カルシウムは、エビ、どじょう、チーズ、牛乳、小魚の干し物、ヒジキなどに多く含まれています。