立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

虫歯にならないために

1.だらだら食いをしない。

歯の表面が溶ける時間をなるべく少なくするために、だらだら食いは絶対に止めましょう。
一日3食を食べるほかにおやつを一日1回か2回。
合計一日5回まで。
「お口を汚す」回数をきちんと把握しましょう。

飲み物も「食べる」事と同じです。
「のどが渇いたとき」には、お茶かお水。
ジュースなどを合間合間に飲むのはやめましょう。
ジュースなどは、お食事の後か、おやつのとき。
ですから、「食後のデザート」って、とても賢い甘いものの取り方なのです。


2.甘いものを摂り過ぎない

むし歯菌の大好物は「ショ糖」です。
砂糖が多く含まれるものは、酸の産生を活発にさせます。
同じ「甘いもの」でも、やはりショ糖の多いものの方がむし歯にはなりやすいのです。


3.むし歯菌をなるべく減らす=歯を磨く

歯磨きはコツがいります。
「磨いていたのにむし歯が出来た。」というのは、「磨けていなかった」場合が多いです。
むし歯の出来やすいところを把握してきちんと磨きましょう。


4.歯の質を強くする。

むし歯の出来にくい・出来やすいには、いろいろな要因があります。
その中で、「歯の質」というのもひとつの要因になります。

歯の質が強くなればいくらかは、むし歯が出来にくくなりますので、歯の質を強くする「フッ素」を塗ることによって、むし歯になりにくくなります。
しかし、同じ人が塗ることによって、なりにくくなる割合は3割くらいといわれていますので、あまり大きな期待はしないでください。


5.よく噛む。

よく噛むことによって、唾液の分泌が盛んになります。
前にも書いたように、唾液には、「緩衝能」と言って、酸性になったお口の中を中性に戻す力があります。
よく噛んだ時に出てくる唾液は、じっとしている時に自然と出る唾液に比べると、約30倍から60倍も酸を中性にする力が強いと言われています。

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