立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

虫歯と知覚過敏

歯の痛みだけだと、それが虫歯なのか知覚過敏なのか見分けにくいかもしれません。
知覚過敏が原因のときは、特別治療をしなくても痛みが出なくなることもありますから、放置してしまう人も多いようですが、自分の歯の様子を見極める必要があるでしょう。

黒くなっていたり穴が空いたりしていれば虫歯だと認識できますが、それらが見当たらない場合でも、歯の間の虫歯ということも考えられるのです。
そうすると見えている部分は健康な歯と変わりないため、鏡で見ても分からないかもしれません。

歯医者は大嫌いで行きたくないという人もいますが、そういう場合なら知覚過敏用の歯磨き粉を活用してみることをおすすめします。
それを使い続けて症状が出なくなってきたなら、虫歯が原因ではなかったという結論に達するでしょう。

症状が緩和されないときには虫歯とわかりますが、知覚過敏に有効な歯磨きで様子を探っているうちに、虫歯が進行する恐れもあります。
しかも、知覚過敏の人向けの歯磨き粉は即効性があるわけではないので、知覚過敏が痛みの要因だったとしても期待する効果が出てくるまでは痛みは出てきます。

歯科では、すぐ薬の塗布が行われるなど処置が講じられます。
知覚過敏なら薬を付けてもらえば処置は終わりますし、虫歯が痛みの原因だったときには治療を開始しなければなりませんので、早期に診察を受けましょう。