歯並びが悪い人は、歯に隙間があったり、歯列がデコボコしていたりするので、歯ブラシが行き届かない場所が多いため、磨きにくい歯を磨き残してしまいます。
また、もともと歯並びが悪いわけですから、歯磨きの癖もついてしまっているので、何度も同じところを磨き残してしまうので、歯垢がとり切れず、歯石になってしまっている場合があります。
このように、うまく手入れが出来ない歯並びの悪さでは、虫歯が出来てしまったり、口臭の原因が発生してしまっても、納得がいきますよね。
でも、納得したからといって、諦めてはいけません!
歯並びの悪い人に、よく歯医者さんが進めてくれるのはデンタルフロスや歯間ブラシです。
使い方は簡単ですが、歯医者さんに相談すれば使い方の指導や隅々まで磨けるような歯磨きの指導もしてくれるので安心です。
もちろん、歯垢がひどくて歯石になっている場合は、デンタルフロスも歯間ブラシもうまく使えないので、先に歯石取りや虫歯の治療をしましょう!
また、歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなるため、噛むという動作を怠って食事をする人がいます。
噛む動作は唾液の分泌量を増やしてくれるので、口が潤って、口臭が抑えられるのですが、噛まないと唾液の分泌量が減ってしまい、口臭が発生してしまうので、その点も気をつけなければなりません。
歯並びの悪さや、出っ歯で口がしっかりと閉じれ無くて口の中が乾いてしまうための口臭もあります。
歯並びを治す矯正もあるので、歯医者さんに相談してみるのもいいでしょう。
このように、歯並びの悪さは口臭を引き起こすさまざまな原因を抱えています。
しかし、口の中を清潔に保っていれば口臭は防げるのです。