立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

顎の形を歪ませる悪い習慣や癖とは?

 

 

みなさん、このような癖はありませんか?

・頬杖をよくつく

・うつぶせ寝をしている

・横にあるテレビを見ながら食事をする

・猫背

・お口を開けたままぼーっとしている

 

このような習慣や癖がある方は、今日から治していきましょう。

特に子供の発達段階でこのような癖があると、顎の発達を妨げてしまい、顎が曲がってしまったり、歯並びが悪くなります。

 

 

長期間行っていると歯並びに影響がある癖や習慣は下記のものとなります。

①指しゃぶり

出っ歯になったり、上下の前歯に隙間が出来たりします。3歳頃までは無理にやめさせる必要はないので、見守りましょう。

 

②舌の癖

以前の投稿にもありましたが、舌は「スポット」と呼ばれる部分にあるのが正しい位置になります。舌が上下の前歯の間に出ていたり、下の前歯の裏側にあったりすると、顎の成長や歯並び、発音にも影響してきます。

 

③唇を吸う、噛む癖

下の唇を吸ったり噛んだりすると出っ歯に、上の唇を吸ったり噛んだりすると受け口になる事があります。

 

④口呼吸

何度か口呼吸についてはお話していますが、口呼吸も歯並び、顎の成長に影響してきます。

口呼吸は歯並びだけでなく、身体にも様々な弊害がありますので、ぜひ改善するようにしましょう。(詳しくは以前の投稿をご覧ください)

 

⑤うつぶせ寝

いつも同じ側の頬を下にして寝ていると、片方の顎を顎関節症の原因になったり、歯並びが崩れてしまうことがあります。

 

⑥頬杖をつく

片方の顎を押し続けることになるので、奥歯のかみ合わせが左右にずれてしまうことがあります。

 

⑦猫背

猫背になると体が後ろに引けます。そうすると、バランスを取ろうと頭が前に出ようとします。

 

⑧食事中の姿勢

横にあるテレビを見ながら食事をする子は、テレビと反対の歯でよく噛むようになり、テレビの方向に顎がずれてしまうことが分かっています。

 

 

これらの癖はやめるよう意識して改善することができます。遺伝で歯並びが悪い人は2~11%程度と言われています。顎に負担がないか・歯並びに影響のある癖や習慣がないか、ご自身とお子様の生活を見直してみてください。