立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

歯がない部分を補う治療

 

歯がない状態のままにしていませんか?

歯がない状態のままにしておくと、しっかり嚙むことが出来ないだけでなく、噛み合わせも崩れてきて身体に様々な影響が出来ます。

 

例えば

・しっかり噛めずに胃腸への負担が増えたり、十分に栄養を摂れない

・身体のバランスが悪くなり、様々な不定愁訴につながる

・他の歯もダメになっていく

・嚙めないことで脳への刺激が減り、認知症リスクが高まる

などといったことが起こります。

歯がない状態にしておくことのメリットは一つもありません。

 

 

では、歯がない部分はどうしたらよいのか。

補う治療法としては3つあります。

【入れ歯】 【ブリッジ】 【インプラントです。

 

 

【入れ歯】

メリット:・ほとんど方に対応できる

     ・保険適応できる(自費治療の物もあり)

 

デメリット:・違和感がある

      ・食べにくかったり、固いものが噛めない

      ・歯が抜けた部分の骨が次第に痩せていく  

      ・バネをかける歯に負担がかかる 

      ・天然歯に比べて噛む力が弱い

 

※自費治療では、デメリットを軽減するための様々な入れ歯があります。

 

 

 

【ブリッジ】

メリット:・固定式で口の中の違和感がない

     ・保険適応ができる(自費治療の物もあり)

 

デメリット:・頭蓋骨の動きをセーブしてしまう

      ・支えとなる両隣の歯を削る必要がある

      ・支える歯に負担がかかり、治療が必要になったり、寿命が短くなる

 

※自費治療では、見た目にも美しく、金属不使用のタイプがあります。

      

 

 

 

 

インプラント

メリット:・見た目は天然歯に近い

     ・丈夫でしっかりと噛め、違和感がない

     ・周囲の健康な歯を削らなくてよい

 

デメリット:・手術が必要

      ・自費治療となる

      ・治療期間がかかる

      ・健康状態によっては適さない場合がある

 

 

歯科医師と相談し、ご自身にあった治療を選択しましょう。

 

また、今残っている歯を残すことも大切です。

残っている歯を出来るだけ長持ちさせることは、将来のお口の環境と全身の健康に大きく影響します。

日々のハミガキと定期的な検診が大切です。

f:id:aritasika:20211224153938j:plain