今年、歯科検診を受けましたか?
「2%」
この数字、なんだと思いますか?
日本人のうち、定期的に歯のクリーニングを受けている方は、わずか2%です。
残りの98%の方はたまにしかクリーニングを受けない、または、全く受けていない方々です。
そのため、歯の定期検診が習慣となっている欧米諸国と比べて、80歳の時の歯の残数はとても少なくなっています。
定期的にクリーニングされている方と、問題がある時だけ受診している方とでは、80歳時の歯の残存数が大幅に違います。
20歳時28本あった方で、定期的にクリーニングされていた方は80歳時の残存数が25本、問題がある時だけ受診の方は0本。という結果が出ています。
長寿国とされる日本ですが、自分の歯が健康な状態である方はとても少なく、
歯がない=きちんと食事ができない=栄養が摂れない=健康寿命の低下
となるのです。
寿命は長くとも、健康な状態でいる方が少なく、医療費も膨大な額なのが日本の現状です。
とある調査で、残存数によって年間にかかる医療費を調べたものがあります。
20本以上歯が残っている方と、歯を失ってしまった方とでは、年間17万円以上の差が出てきます。
これは年齢が上がるにつれて差が広がっていくという結果が出ています。
健康で、お金もかからない。これは大きな違いになってきます。
今年、まだ歯の検診を受けていらっしゃらなかったら、ぜひこのタイミングに受診してください!
お口の中をきれいにして、その状態を保ち、健康で元気な生活を送りましょう。