立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

歯の寿命を延ばす方法

1. 左右バランスよく噛む

噛み癖をそのままに使う割合を意識的に変化させる方が現実的。
多くの人にある「左右の噛み癖」。

実は無意識のうちに、より奥に噛み合わせることができる側で噛んでしまうことが多いのです。
同じ側の歯ばかり使っていると、そちらの歯がほかのはより早く痛んでしまいます。
また、噛み癖によって噛みやすい歯がダメになると、無意識に反対側に移動したりします。

噛み癖を治すのは簡単そうで意外と難しいため、もし100%片側で噛んでいるのであれば、70%程度にするように心がけ、残り30%を反対の歯で噛んで分散するようなイメージにすると、噛める歯にかかる負担が減少して歯を長持ちさせることにつながります。



2.噛み合わせの違和感を放置しない

噛み合わせが原因で歯周病などが急速に進行して抜歯につながるような場合でも、多くの場合噛むと違和感がある状態がしばらく続くものです。

その違和感を放置すると状態が安定したような錯覚が起こり、違和感を無視するような状態になることがあります。
これはあくまで違和感に慣れているだけであって、回復したり、改善したりしているわけではありません。


そのため違和感が長期間続くような場合は、その一度噛み合わせが原因で歯にダメージを与えていないかどうか、かかりつけの歯科医院でチェックしてもらいましょう

小さな違和感のうちに歯の噛み合わせを調整することで、すぐに完治したり、そのまま放置すれば抜歯になるようなケースを防ぐことができます。

         f:id:aritasika:20190514155800j:plain