水銀の影響で妊娠しにくくなる(不妊症になりやすい)という報告もあり、水銀が胎盤を通して胎児に届いてしまったり、母乳にも水銀が含まれいる可能性が指摘されています。
水銀がアマルガム等から出て母体に吸収された場合、胎盤を通じて胎児に影響を及ぼし、胎児の心臓や脳に入ります。出産した女性1000人に対して検査をし、その子供の7歳時、14歳時の脳を調査した結果、水銀が脳の発達に支障をあたえていたという報告もあります。
言語機能のほか、空間の認識力や、反応速度にも影響を与え、子供たちの成長にともなって消えていくのかと思っていたら、胎児の時に受けた、ごくわずかな影響が14歳になっても、消えずに残っていたというのです。
過去に虫歯を治療した経験がある人の口の中には、保険の「アマルガム」か「金銀パラジウム合金」という金属が入っていることが多いのです。
食材にこだわって、有機野菜、サプリメント、ミネラルウォーターを採ったとしても、運動して汗をかいて解毒したとしても、身体に合わない金属がずっと口の中に入っていて、悪い物質が溶け出して、からだの中を巡っているとしたら、全く意味がありません。
母体として、赤ちゃんのために可能な限り安全な環境を作りたいですね。