歯の役割
歯の役割
人間が生きていく上で、必要不可欠なことはエネルギーの摂取です。栄養の補給がなければ人間の生命の維持は不可能です。効率よく食物からエネルギーを吸収するためには、食べ物を消化しなければなりません。その消化の第一段階が食物を細かく砕き、唾液と良く攪拌する、咀嚼と言う作業です。
虫歯や歯周炎が有れば、咀嚼機能は大幅に減少します。咀嚼機能を最大限に保つためには歯や口腔の機能の維持が重要です。歯が悪ければ美味しい食べ物も十分味わうこともできません。
歯は消化器の入り口であり、とても大切な器官です。
[ 噛むことの大切さ ]
噛むことは、人間にとってとても重要なことです。噛むことによって唾液の分泌が促進されます。唾液は消化液です。唾液にはβアミラーゼなどの多くの消化酵素が含まれています。
また、口腔粘膜の保護、戦場、殺菌などの作用があり、その緩衝能によりPHが調整に役立ち、虫歯の発生を妨げます。
[ 歯の喪失による咀嚼機能の低下 ]
大臼歯が1本なくなると、40%咀嚼能率の低下となり、前歯がなくなると発音が不明瞭になります。第一、見た目も悪いですね。