2019-05-08 歯周病と心疾患 心疾患は日本における3大死亡原因の1つに挙げられる全身疾患です。 歯周病菌は血流に乗って心臓や他の臓器に感染することがわかっています。 心臓の弁膜や内膜に発症する「細菌性心内膜炎」のほとんどは、口腔内の細菌が原因です。 また、冠動脈に感染すると原因菌が産生する炎症性物質や毒素が血栓を作り、動脈硬化を進行させる可能性が指摘されています。 血圧やコレステロール、中性脂肪の高い方は心疾患のリスクを少しでも軽減するために、口腔ケアの重要性を理解していただく必要があります。