立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

インプラントとは

インプラントとは?

インプラントは、歯を失った場合に行う治療のひとつです。

歯を失った部分の顎の骨に人口の歯根を植え込む手術を行い、歯を作ることにより噛み合わせと見た目を回復する治療の事を言います。

入れ歯と違って、顎の骨に固定するので違和感なく、噛み心地も外観も天然歯とほとんど変わりありません。

 

 

<差し歯と何が違うの?>

そもそも、歯を失ってしまったら、差し歯による治療はできません。

差し歯は、自分の歯根が残っている場合に土台を作って歯を再建します。

一方、インプラント治療は抜歯を行った箇所に人工の歯根を作って歯を再建します。

 

 

インプラントの構造>

インプラントは3つのパーツから出来ています。

顎の骨の中に埋め込まれる【インプラント体】、

インプラント体の上に取り付けられる【アバットメント】、

歯の部分に相当する【人工歯(上部構造)】から構成されます。

 

 

インプラント治療の流れ>

①カウンセリング・治療計画

お口の状態を確認し、カウンセリングを行います。レントゲン・CTを撮った上で治療計画を立案し、治療方法を提案させていただきます。

 

②埋入手術

 骨に穴を開け、インプラント体を埋め込みます。

 術後、3~6ヶ月期間をおいてインプラント体と骨が結合するまで待ちます。

 

③2次手術・型取り

 アバットメントを取り付け、型を採って人工の歯を作ります。

 

④最終的に人工の歯を装着します。

 

 

インプラントは一生ものではありません。

長く持たせるためには、他の歯と同様、歯科医院での定期的なケアが必要になります。

また、インプラント治療は全ての方に適応できるわけではなく、お口の状態によっては別の方法をお勧めすることがあります。

 

 

インプラント治療にご興味のある方は、当院までお問い合わせください。

 

プルーンを食べて美しく健康に!

 

 

プルーンは、「西洋スモモ」と呼ばれるスモモの仲間です。プルーンは生で食べられるほか、半生のドライフルーツやペースト状に加工したものが多く販売されています。

 

プルーンには様々な栄養素が含まれており、ビタミンB群、ナイアシン、ビタミンE、食物繊維、カリウム、鉄などです。

鉄は生と乾燥で比較してみると、生が0.2mg(100gあたり)、乾燥が1mg(100gあたり)という結果になります。

プルーには多くの鉄分が含まれていますが、乾燥のプルーンだけで鉄分を摂ろうとすることはおすすめできません。

鉄には、肉・魚類に含まれる「ヘム鉄」と、野菜や穀物に含まれる「非ヘム鉄」があります。どちらも様々な食品からバランスよく摂るように心がけましょう。

 

プルーンには、鉄分以外の栄養も豊富です。

ビタミンB群や食物繊維が含まれています。

栄養成分が濃縮されている乾燥プルーンは食べすぎるとカロリーや糖分を摂り過ぎてしまうので、注意しましょう。

 

 

<プルーンの効果>

  • 便秘解消

プルーンは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれており、便秘の解消に役立つと言われます。

また、ソルビトールという糖質にも整腸作用があるといわれています。

 

  • 抗酸化作用

老化のもとになる活性酸素から身を守る為の抗酸化物質(ビタミンE)が含まれており、抗炎症作用や細胞の酸化を防ぐ働きがあると考えられています。

 

  • 女性ホルモンのバランスを整える

ビタミンB6は女性ホルモンの一つであるエストロゲンのバランスを整える働きがあり、生理前の不快症状、PMSを緩和する効果があります。

 

プルーンに含まれるナイアシンは血管を広げて血流をよくする効果があり、冷え性の改善につながります。また、アルコールを分解するのに必要なビタミンなので、飲酒量が多い方は積極的に摂るようにしましょう。

 

  • 貧血改善

鉄欠乏性貧血は最も多い貧血です。乾燥プルーだけで補うのは難しいですが、毎日手軽に取り入れるのもいいかもしれません。

 

  • むくみ予防・解消

プルーンに豊富に含まれるカリウムは体内の水分量を調整してくれます。カリウムを豊富に含まれるヨーグルトと一緒に食べるとより効果がUPします。

 

 

<食べる量>

プルーンは1日約5個(約40g)程度食べると良いでしょう。

健康に良いプルーンですが、乾燥プルーンは糖質が多く含まれているので、食べ過ぎには注意しましょう。

 

※プルーンは人によっては食べすぎるとお腹が緩くなる場合があります。

食べる量はあくまで目安として参考にし、何らかの持病をお持ちの方や、身体に合わない方は医師の指示に従ってください。

 

 

唾液について考えたことありますか?

唾液には、口の中の食べかすや細菌を洗い流す働きがあることはご存じの方も多いとおもいます。そのほかにも、唾液は歯や歯茎をはじめ、身体の健康にも深い関わりを持っています。

 

唾液は、「唾液腺」という組織でつくられ分泌されます。

分泌量は一般に1日に1~1.5リットルといわれ、普段は常に口の中を潤しています。唾液の成分はほとんどが水分(99.5%)で、そのほかにナトリウムイオンやカルシウムイオン、重炭酸イオンなどの無機成分と、消化酵素などの有機成分が含まれています。

 

          

<唾液の種類>

唾液には、サラサラした唾液とネバネバした唾液の2種類があります。

サラサラ唾液は主に副交感神経にコントロールされています。副交感神経は自律神経のひとつで、リラックスしている時によく働きます。

また、サラサラ唾液は食事の時に多く分泌されます。唾液アミラーゼなど消化を助ける酵素を多く含み、「消化吸収を助ける」役割を担っていると言われています。

 

一方、ネバネバ唾液は主に交感神経にコントロールされています。交感神経も自律神経のひとつで、緊張した時などによく働きます。ネバネバ唾液にはムチンという成分が含まれ、この成分が、細菌を絡め取り体内への侵入を防いだり、口の中の粘膜を保護するなど、「からだを守る」役割を担っていると言われています。

 

 

<唾液の働き>

  • 消化を助ける
  • 飲み込みやすくする
  • 味覚を助ける
  • 口の中を守る
  • 体内への細菌の侵入をブロックする
  • 虫歯から歯を守る
  • ガンの原因となる活性酸素を減少させる
  • 老化を抑える

唾液には色々な働きがあることが分かります。

 

 

<唾液が少なくなる原因>

唾液の分泌が少なくなり、ドライマウスの症状を訴える方もいますが、原因として以下のものが挙げられます。

・薬の副作用

・刺激の減少(食べ物のにおいを嗅いだりする機会がない)

・脱水(発汗や嘔吐・下痢による体内の水分量低下)

・日常生活の癖(口を開けっぱなしにする)

・口内組織への強い刺激(刺激の強い歯磨き粉などの使用)

 

 

<唾液を出す方法>

★よく噛む → 唾液は「噛む」という刺激が脳に伝わる事で分泌されます。

        なので、よく噛んで食べることが大切です。

 

★マッサージをする → 唾液の分泌を促す唾液腺のマッサージを行うことも効果的です。

 

★舌の運動 → 舌を動かすことも唾液腺を刺激し、分泌を促します。

 

 

簡単にできることなので、ぜひ試してみ下さい。

日頃からお口の状態に関心を持って、うるおいのあるお口を保っていきましょう♪

 

 

グルテンフリーの効果とは?①

今やよく耳にする「グルテンフリー」。

スポーツ選手や芸能人でも実践されている方が多く、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

そもそも、

・なぜグルテンフリーが良いのか

グルテンを摂ることで身体の中で何が起こっているのか

・どんな影響があるのか

知っていますか?

 

ただ何となく、話題だからグルテンフリーをやる!のではなく、きちんと理解した上で実践しましょう。

今回は、グルテンが私たちの身体の中で何が起こるのかお伝えします。

2回に分けてお話していきます。

 

まずは「グルテン」について。

グルテンとは、小麦に含まれるグリアジンとグルテニンという2つのたんぱく質がくっついてできた成分です。

このグルテンは水を含むとゴムのようになるのが特徴で、これがうどんやパスタのモチモチ感を出しています。

 

 

ホットケーキを作ったことありますか?

ホットケーキを作ったボウルにはネバネバの粉がへばりつきますよね。

小麦に含まれるグルテンを食べることで、ボウルにへばりついたホットケーキの粉の状態がご自身の胃や腸の中で起こるのです。

へばりついたグルテンは消化にも時間がかかります。

つまり、内臓には多くの負担がかかっているのです。

 

消化の悪いものを食べれば、栄養の分解・吸収にも多くの時間とエネルギーを必要とし、内臓は疲労し、排泄能力も低下します。

排泄能力が低下=身体に悪い物が溜まる

そうすると、身体はだるくなったり、寝起きがよくなかったり、様々な不調を抱えるのです。

 

 

<小麦は砂糖より血糖値を急上昇させる>

パンとごはんは同じ炭水化物(糖分)ですが、何が違うのか・・・・

小麦に含まれる糖分はブドウ糖よりも血糖値を上げる作用が高く、急激な血糖値の上昇を招きます。血糖値が上がれば、それを下げようと身体はインスリンを分泌します。

インスリンを分泌する脾臓が疲弊してしまい、糖尿病のリスクが高まります。

 

 

<食べれば食べるほど中毒になる>

グルテンは身体に強い中毒性を与えます。

例えば、おにぎりは2~3個食べたらお腹いっぱいになり、「もう満足」となりますが、菓子パンやクッキーは食べてもどんどん食べられる感覚ありませんか?

食べれば食べるほど食べたくなって、お腹いっぱいなのに食べてしまうのです。

これはグルテンの仕業です。

食べてしまうことで、糖や脂質の摂り過ぎにもつながり、体重の増加にもなります。

 

次回は後半部分についてお話していきます。

 

スポーツドリンクの危険性

暑い日が続き、「熱中症対策に!」とスポーツドリンクを飲む方も増えているのではないでしょうか?

しかし、実はそのスポーツドリンク、様々な危険もあります。

どんなことが危険なのか、お伝えします。

 

①砂糖の大量摂取

スポーツドリンクの成分表示を見てみてください。「砂糖、果糖ブドウ糖液糖」などと記載してあると思います。

一般的な500mlペットボトルにはスティックシュガー11~20本分!砂糖が含まれています。このような清涼飲料水を日常的に飲むことで、「ペットボトル症候群」のリスクが上がると言われています。

のどが渇いた時にスポーツドリンクをがぶ飲みすることで血糖値が上昇し、急性の糖尿病になる危険性もあります。

 

 

②虫歯リスク

喉が渇くたびにちょこちょこ飲むことで常に砂糖がお口の中にある状態になります。虫歯は虫歯菌が糖分を摂取して酸を作り、歯を溶かすことで虫歯になるので、常に口の中が砂糖があると虫歯菌は大喜びです。

よっぽど大量に汗をかいてしまった時などには臨機応変で飲用してもよいですが、日常生活での水分補給はお茶やお水で十分です。

また、スポーツドリンクを飲むことでさらに喉が渇きやすくなり、もっと飲みたくなってしまいます。

 

もし、熱中症対策にスポーツドリンクを飲む場合には2~3倍に薄めて飲んだり、糖分の含まない飲み物(お茶や水)を選ぶなど工夫することをおすすめします。

 

のどの渇きは脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。小さなお子さんや高齢者は脱水のリスクが高いので、こまめな水分摂取を心がけましょう。

 

夏のリンパマッサージ

暑さが続き、身体の疲れも出てきていませんか?

体調を整えるためにも、リンパマッサージを行ってみてはどうでしょうか?

 

リンパとは

リンパの役割は、有害物質を「ろ過」することです。

リンパは体のどこにあるかご存知ですか?

リンパは草木の根っこのように、全身に広がっています。目には見えないほどの細い管が皮膚のすぐ下を通っているのです。

そんなリンパの役割は、簡単に言うと、「体内での老廃物処理!」とても大事な仕事をしています。

疲れた身体もリンパの流れをよくすることで、元気になります。

実は、夏はとくにむくんだり、顔がくすんだりします。これらもリンパの流れに原因があります。

 

リンパのケアは「夜」がおすすめです。

ペットボトルの中の水が流れるのと同じで、ペットボトルを立てると重力により、下に水分が溜まります。横に倒すとペットボトルの中の水は横に流れます。なので、寝ている夜はリンパが良く流れるという事です。

 

リンパマッサージをする箇所は様々あります。ご自身の体調や気になる部分に合わせて行ってみてください。

リンパマッサージをするときのポイントは、そっとなでるような優しいタッチで行う事です。マッサージ自体、皮膚のすぐ下を流れる毛細リンパ管にアプローチするので、指でぐいぐい押したり、強く揉んだりはしません。優しく、自分を労わるように行ってください。

 

リンパマッサージで暑さと疲れを乗り切りましょう!

 

自然治癒力を高めよう!

自然治癒力とは、切り傷が自然と治ったり、風邪をひいても数日すると治るように、身体を修復する力のことです。

ストレス社会の現代では、身体と心の健康維持のために自然治癒力を高めることが大切です。

なぜ自然治癒力を高めることが大切なのでしょうか?

自然治癒力を高めるメリットは、

病気の予防効果

・ケガの回復を早める

・心と身体の健康維持

・薬に頼らない身体を手に入れられる

などが挙げられます。

 

自然治癒力は私たちの身体に元から備わっていますが、様々な要因から自然治癒力や免疫力が低下することがあります。なので、自然治癒力を高めていく必要があります。

自然治癒力を高めるために大切なことは、

  • 食と生活習慣の見直し

私たちの身体は食べたもので作られます。ジャンクフードや菓子パン、ラーメンなど高脂肪・高糖質・添加物の多いものは避け、野菜をよく食べ、良質な油と良質なたんぱく質を摂り、バランスを意識しましょう。また、不規則な生活を改め、早寝早起きを心掛けましょう。

 

ストレスは万病のもとです。適度にストレスを発散したり、好きなことをやりましょう。

 

  • 適度な運動

日頃から適度に運動することも大切です。なかなか運動する機会がない方は、普段の生活で階段を使う、一駅歩くなどの工夫をしてみてください。

 

  • 身体を冷やさない

平均体温が1℃下がると、免疫力が35%下がると言われています。逆に、平均体温が1℃上がると、免疫力が60%UPします。暑いからといって、冷たいものばかり飲んだり食べていたり、冷房の効いたところにずっといることで身体を冷やしてしまいます。

温かいものを飲んだり、体を動かしたりして身体を冷やさないようにしましょう。

 

風邪をひいたり、体調が悪いときに利用する薬は対症療法です。

薬に頼らず、免疫力・自然治癒力を高めていきましょう!