当院では治療の柱としてホリスティック医学の父、エドガーケイシーの主張する考えを取り入れています。
今回はケイシーがリーディングで伝えた「健康な食事」をお話しします。
みなさま、今日はどんな食べ物を食べましたか?
食事は健康と美しさの基本であり、毎日、口にするものが私たちの身体を造る原材料になります。
丁寧に育てられた食物を愛情込めて調理し、そして適切な食べ方をすることによって、心と身体はバランスを取り戻し、よりよく機能できるようになります。
適切な食事を続けていると、内臓の負担が軽くなるだけでなく、免疫力がUPし、自己治癒力を高めることが出来ます。
では、ケイシーが伝えた「健康的な食事の10か条」をお伝えします。
【①揚げ物(加熱した油)を食べない】
加熱した油は消化器系に負担となり、体内で毒素になりやすいです。また、加熱することで酸化されるので、体内に炎症を起こしやすくなってしまいます。
油を摂取る場合は後からかける方式で、良い油を摂取するようにしましょう。
おすすめの油は亜麻仁油、えごま油、などのオメガ3系の油です。こちらの油は熱や光、空気で酸化されやすく高温での調理には不向きなので、サラダやスープ、出来上がった料理にかけて食べるようにしましょう。
【②豚肉を食べない】
豚の脂は体に負担が大きく、毒素になりやすいと言われています。
特に健康上に問題がある場合は豚肉は避けましょう。
どうしても食べたい時は脂を落としてから食べるようにします。
牛肉は週1回程度、お肉を食べたいときには、鶏肉、羊肉がおすすです。
【③アルカリ性8割、酸性2割の法則】
食べ物にはアルカリ性と酸性があります。
アルカリ性の食べ物はほとんどの野菜と果物、リンゴ酢、生アーモンド、味噌など。
酸性の食べ物はほとんどの炭水化物、魚類、肉類、豆類、乳製品などです。
この割合を8:2で食べることが理想的です。
【④生野菜を食べる】
野菜のビタミンは時間と共に分解されるので、出来るだけ近くで採れた新鮮な野菜を食べましょう。
湿疹や皮膚炎のある方はナス科の野菜(ナス、トマト、ピーマン、じゃがいも、唐辛子等)を避けます。皮膚炎を患っている方は腸壁が弱っている場合が多く、ナス科の野菜にはチョウで吸収される毒素が含まれているからです。
ケイシーは特に、日中は生野菜を食べる。夜は温野菜を食べると良いと言っています。
【⑤食べ合わせに留意する】
ケイシーは「何を食べるか」とは別に、「どう食べるか」についても話しており、食べ物は組み合わせによって消化の条件が異なるからです。
一緒に食べることがNGのものは、
・炭水化物+動物性たんぱく質 (例:牛丼、天丼、パンと卵)
・穀類+柑橘類 (例:パンとオレンジジュース、シリアルとみかん)
・乳製品+柑橘類 (例:牛乳とみかん、オレンジ入りヨーグルト)
・2種類以上の穀物 (例:ラーメンとご飯、パンとおにぎり)
続きの⑥~⑩は次回お話します。