ケイシーのリーディングでは体内毒素の排泄を指摘しているケースが非常に多いことがわかります。
通常の排泄の他、ケイシーが特に多く勧めた方法が下記の3つです。
①ひまし油温熱パック
②コロニクス(腸内洗浄)
③フルーツダイエット(リンゴを使用)
①の「ひまし油温熱パック」は、エドガーケイシーの毒素排泄療法において最も重要な位置を占めています。ひまし油は、トウゴマ(ヒマの実)から採取される植物油ですが、日本では主に下剤として使用されていました。ケーシーは、さまざまな病気にこの「ひまし油温熱パック」を勧めました。
ひまし油パックは、一般的な効果として免疫機能を高めることが知られていますが、毒素の排泄を促進することでも知られています。
適用例には、胆嚢炎、排泄不良、てんかん、肝硬変、肝不全、硬皮症、頭痛、虫垂炎、関節炎、大腸炎、神経炎、および毒血症が含まれます。
ひまし油パックは毎日実施することもできますが、通常は3日行って4日休むというサイクルで行われます。
ただし、ひまし油パックの実施には下記のような注意があります。
・女性は生理中には行わないでください。出血が増え、生理不順になります。
・リンゴの食事療法と同時にはやってはいけません。
・妊娠中のひまし油パックも非常に効果的ですが、妊娠中はパックを温めないでください。
②のコロニクス(腸内洗浄)は、肛門から溶液を直接入れて徹底的に浄化する方法で、腸内環境が悪い時にはとても有効な療法です。医療機関で受けることも出来ますが、キットを購入すれば自宅でも可能です。
③のフルーツダイエット(リンゴを使用)は、よく知られた方法ですが、実はケイシーのリーディングが起源なのです。3日間リンゴだけを食べると、消化器系がリセットされて、本来の消化プロセスが回復します。
他のブドウやミカンでも代用出来ますが、実行する日数がリンゴの時より更に2~3日多くかかるので効果が一番早いのはリンゴです。
リンゴが美味しい季節に是非試してみてください。
ケイシー療法の原理『CARE』の Relaxation/Rest(休息/休眠) は、話が前後してしまいましたが、 健康維持や健康回復には質の良い睡眠が必要なのは言うまでもありません。「睡眠不足は老化を加速する」とも言われています。兎角睡眠不足になりがちな現代ですが、何を於いても睡眠を優先させるよう心掛けたいものです。