立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

歯ぎしり

◆歯ぎしりが原因で起こる問題

一般的に問題になってくるのは次のようになります。


1.特定の歯の歯周病が進行する

歯と歯肉の間に汚れが溜まったまま歯ぎしりを繰り返していると歯周病が進行しやすくなります。


2.歯が移動する

擦り合わせる動きを繰り返すと、歯が全体的に外側に拡がるように動いてしまうことがあります。


3.歯がグラグラになる

歯ぎしりがあっても全ての歯が一度にグラグラになってしまうことはほとんどありませんが、歯ぎしり中に当たっている歯の本数が少ない場合にはその歯が力を強く受けぐらついてくることがあります。


4.知覚過敏症になることもある

歯ぎしりが繰り返されると力の応力によって、歯の根元が磨り減ったようにえぐれてくることがあります。
そのため水などがしみる、知覚過敏が起こることがあります。


5.被せものや金属が取れやすくなる

毎日のように繰り返される衝撃のため、被せものの一部が欠けたり、詰めている金属などが外れやすくなります。

 

◆予防と対策

歯ぎしりの予防、対策にはマウスピースを付けて就寝することが一般的です。
マウスピースを付けることで、歯のすり減り、歯ぎしりの音などが予防できます。
寝起きに肩こりやだるさ、痺れを感じる方は一度使用することをオススメします。
マウスピースをして就寝し、起きたらいくらか肩こりが楽になっている事でしょう。

歯ぎしりが気になる方はマウスピースを作ってみて下さい。