◆メリット
1.抜いた部分が元のように戻る
今までは抜いたらそれまでだった部分に金属の根を埋め込むことによって、抜く前のような歯の形に戻すことができます。
2.歯を削らなくてよい
普通歯を1本抜くと、その抜いた両端の歯を削って被せる「ブリッジ」と呼ばれるものを作りますが、インプラントでは両端の歯を削らないで抜いた部分だけに歯を作ることができます。
3.入れ歯がいらなくなることもある
インプラントは歯がない部分に新しい歯を作ることができるため、今までは入れ歯でしか対応できなかった場合でも、自分の歯のように作る事ができることもあります。
4.しっかり咬める
入れ歯では歯肉の上に力がかかると、どうしてもふわふわした感触になりがちですが、インプラントは骨に直接埋め込むためしっかりと咬む事ができます。
◆デメリット
1.自己管理が問われる
人工歯根だからといって歯を磨かなくても良いわけではなく、インプラントは構造上、天然の歯よりしっかり磨かなければなりません。
2.骨に金属を埋め込まなければならない
骨に人工の根を埋め込むための手術をしなくてはなりません。
またしっかりと骨に埋め込まれたインプラントは、外そうと思っても入れ歯やブリッジのように簡単には外すことはできません。
3.治療費が高額になる
一般的にインプラント治療は、保険でカバーされないため、歯科の自費治療の中でも高額になります。
作る歯の本数が増えると費用もかさみます。
4.全身的な疾患があるときは適さないこともある
インプラント治療をする前には、まず全体の歯周病を治療しておく必要があります。
また喫煙、糖尿病や骨粗しょう症などのケースでは、問題を起こすリスクは高くなります。
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