立川活き活き歯科の日記

歯やお口に関係することはもちろんのこと、健康に関する記事を載せていきます。

口から始めるアンチエイジング

〜若々しさは“お口のケア”から〜

年齢とともに気になる「たるみ」「しわ」「ほうれい線」…。
でも、実はその予防と改善に“お口”が深く関わっているのをご存じですか?
毎日の習慣を少し意識するだけで、お顔の印象はぐっと若々しく保てます。

今回は「口から始めるアンチエイジング」のポイントを、歯科の視点からご紹介します。

 

◆よく噛むことが、フェイスラインを引き締める

噛むことは、単なる「食べる動作」ではありません。
あごや頬の筋肉をしっかり使うことで、表情筋を鍛え、フェイスラインのたるみを予防します。

さらに、噛む回数が増えると唾液も分泌されやすくなり、口臭予防や虫歯予防、消化促進など、健康にも良いことづくしです。

 

◆「舌の位置」で姿勢も若返る!?

実は、舌の位置もお顔のたるみに関係します。
正しい舌の位置は、上あごにぴったりとついている状態
これにより口周りの筋肉が引き締まり、自然と良い姿勢が保てます。

舌が下がっていると、口呼吸になりやすく、ほうれい線や二重あご、猫背の原因にも。
日頃から「舌が上あごについているかな?」と意識してみてください。

 

◆「笑顔」の回数が、美しさと健康をつくる

笑顔は、表情筋を自然に鍛える最高のトレーニングです。
実際、よく笑う人は口角がキュッと上がり、目元も若々しく見える傾向にあります。

さらに、笑うことで脳がリラックスし、免疫力アップやストレス軽減効果も。
「最近笑ってないかも…」と思ったら、まずは意識的に笑ってみるのも◎。

 

◆表情筋エクササイズで、老け顔をストップ!

例えば、以下のような簡単なトレーニングもおすすめです。

  • 「あ・い・う・え・お」体操
     → 大げさに発音することで顔全体の筋肉を刺激します。

  • 「舌まわし運動」
     → 唇の内側をぐるぐる舌でなぞる。左右10回ずつで表情筋にアプローチ。

こうした習慣は、毎日1分でも続けることが大切です。

 

◆歯科からできるアンチエイジングサポートも

当院では、単に虫歯や歯周病を治すだけでなく、
口元の印象や噛み合わせ、表情のバランスまで考慮した診療を行っています。

  • 歯の色が気になる方にはホワイトニング

  • 歯ぐきの下がりが気になる方には歯周ケア

  • 噛み合わせが気になる方にはマウスピースや矯正治療のご提案も可能です。

「いつまでも若々しくいたい」
そんなあなたのために、歯科からできるサポートがあります。

 

◆まとめ

アンチエイジングは高価な美容施術だけではありません。
毎日の噛む・笑う・舌の位置を整えるといった「お口の習慣」から始められるのです。

鏡の前で、まずは笑ってみましょう。
その笑顔が、きっと未来のあなたをもっと素敵にしてくれます。

 

詰め物・被せもの(銀歯・レジン・セラミックなど)が取れた時の原因や注意点、対処法

★詰め物が取れるのはよくあることです

「食事中に詰め物が取れてしまった」

「なんとなく浮いている感じがする」

「フロスをしたらポロッと取れてしまった」
そんな経験をされたことはありませんか?
詰め物が外れてしまうのは、決して珍しいことではありません。
ただし、そのまま放置してしまうと虫歯の再発や歯の破折につながることもあります。
今回は、詰め物が取れてしまう原因や注意点、正しい対処法について解説します。

 

★詰め物が取れてしまう主な原因

①接着剤(セメント)の劣化

詰め物は「セメント」という接着剤で歯に固定されています。
長年の使用によって、この接着剤が少しずつ劣化すると、外れることがあります。

②虫歯の再発(2次カリエス

詰め物の隙間から虫歯ができると、歯の形が変わって詰め物が合わなくなり、外れやすくなります。

③強い力や食いしばり

硬いものを噛んだり、無意識の食いしばり・歯ぎしりによって、詰め物に負担がかかり外れてしまうこともあります。

④経年劣化や歯の変化

時間の経過とともに歯や詰め物自体がすり減ったり、変形して合わなくなる場合もあります。

 

★詰め物が取れたときの注意点

  • 取れた詰め物は捨てないでください。
    再利用できる場合もあります。きれいに保管し、歯科医院にお持ちください。

  • 自分で接着剤などで付け直さないこと。
    市販の接着剤は歯や身体に悪影響を及ぼすことがあります。
    かえって虫歯や炎症を悪化させる原因になります。

  • 放置しないこと。
    詰め物が取れたままにしておくと、外れた部分に汚れや細菌が入り、虫歯や歯肉炎を起こします。

★正しい対処法

  1. 取れた詰め物を保管する
    再装着できる可能性もあります。捨てずに、まずは持参しましょう。

  2. 歯科医院へ早めに連絡する
    外れた歯の状態を確認し、再装着できるか、新しく作り直すかを判断します。

  3. 受診までの食事は注意
    取れた部分ではなるべく噛まないようにし、柔らかい食べ物を選びましょう。
    冷たい・熱いものがしみる場合もあるため、刺激の強い食事は控えます。

 

★再発を防ぐためにできること

  • 毎日の正しい歯みがきと定期的なクリーニングで、詰め物の隙間を清潔に保つ

  • 食いしばり・歯ぎしりがある方は、マウスピースで歯を守る

  • 定期検診で詰め物の状態をチェックしてもらう

◆まとめ◆

詰め物が取れてしまう原因はさまざまですが、「早めの受診」と「再発予防のケア」が大切です。
外れたままにしておくと、虫歯が進行したり、治療が大がかりになってしまうこともあります。
気になることがあれば、お気軽に当院までご相談ください。

 

11月の診療日のお知らせ

皆様、こんにちは。

いつも立川活き活き歯科をご利用いただき、誠にありがとうございます。

11月の診療日についてお知らせいたします。

 

★11月の診療スケジュール★

通常診療日:月曜日〜土曜日(9:0018:30

休診日:水曜日、日曜日、祝日

1126日(水)診療いたします。

 

◆ご予約について

ご予約はお電話または当医院のウェブサイトから受け付けております。

ウェブサイトからのご予約は、初めての方とメンテナンスの方のみとなります。



ご不明点やご質問がございましたら、当医院までお気軽にお問い合わせください。

 

乳歯って抜けるから虫歯になってもいいの? ~“いずれ抜ける”乳歯こそ、大切に~

「乳歯はいずれ生え変わるから、虫歯になっても大丈夫」
そんなふうに思っていませんか?

実はそれ、大きな誤解です!

乳歯には、ただの「仮の歯」ではない、とても大切な役割があります。今回は、乳歯の虫歯が将来の歯並びや健康にどんな影響を与えるのかをご紹介します。

 

◆乳歯の虫歯、放っておくとどうなるの?

乳歯の虫歯をそのままにすると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

1. 永久歯の生え方に影響する

虫歯が進行して乳歯が早く抜けてしまうと、永久歯がずれた場所に生えてしまったり、斜めになったりすることがあります。
将来的に歯並びが悪くなる原因になります。

2. 永久歯自体に悪影響を及ぼす

乳歯の根の下では、次に生えてくる永久歯が育っています
乳歯の虫歯がひどくなると、その永久歯の発育にまで影響し、変色や形の異常が起きることも。

3. 痛みや腫れ、食事の問題に

乳歯の虫歯も進行すれば神経まで達し、痛みや膿が出たりします。
痛みで食事がしにくくなると、栄養不足や偏食にもつながりかねません。

 

◆乳歯が大切な理由

乳歯は「生え変わる歯」ではありますが、それまでの約612年間、
子どもの成長に欠かせない役割を果たしています。

  • 食べ物をしっかり噛むことで顎の発育を助ける

  • 発音をスムーズにする

  • 永久歯が正しく生える“道しるべ”になる

つまり、乳歯の健康は将来の歯の健康、そして全身の成長に関わっているのです。

 

◆虫歯にしないために、今できること

  1. 仕上げみがきの習慣をつける
     → 特に奥歯や歯と歯の間は丁寧に!

  2. 定期的な歯科検診
     → 虫歯の予防や、早期発見がカギです。

  3. ダラダラ食べ・甘い飲み物の習慣に注意
     → 食事とおやつの時間をしっかり分けることが大切です。

    ◆まとめ

    乳歯は“いずれ抜ける”とはいえ、決して軽視してよい歯ではありません
    むしろ、乳歯を大切にすることが、将来のキレイな歯並びと健康な口元をつくる第一歩です。

    「乳歯だからいいや」ではなく、
    「乳歯のうちから守っていこう」という気持ちで、
    お子さんの歯を一緒に見守っていきましょう!


歯ぐきの出血、放置していませんか?

~“いつものこと”と思っていませんか?~

歯磨きをしていて、「あれ?血が出た…」という経験、ありませんか?
実はそれ、歯ぐきからのSOSサインかもしれません。

「痛くないから大丈夫」
「ちょっと血が出ただけだから」
そんなふうに見過ごしていると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。


歯ぐきから出血するのはなぜ?

一番多い原因は**歯周病(歯肉炎・歯周炎)**です。
歯と歯ぐきの間に汚れ(プラークや歯石)がたまり、細菌が増えることで、歯ぐきに炎症が起こります。

この炎症が進行すると、ちょっとした刺激(歯ブラシやフロス)でも出血しやすくなるのです。


出血を放置するとどうなるの?

「出血=炎症」が続くということは、それだけ歯ぐきや骨が壊されているということ。
次第に歯を支える骨が減ってしまい、最終的には歯がグラグラになり、抜けてしまうこともあります。

しかも歯周病は、自覚症状が少なく静かに進行する病気
気づいたときには重症化しているケースも珍しくありません。


歯ぐきの出血は、こんな方に多いです

  • 歯磨きの時間が短い・雑になりがち

  • フロスや歯間ブラシを使っていない

  • タバコを吸っている

  • 妊娠中や更年期の女性

  • ストレスや疲労がたまっている

  • 糖尿病などの全身疾患がある

当てはまるものがあれば、一度しっかりチェックしてみましょう。


出血を防ぐためにできること

  1. 毎日の歯磨きを丁寧に
     特に歯と歯ぐきの境目はやさしく念入りに。

  2. フロスや歯間ブラシを習慣に
     歯ブラシだけでは落としきれない汚れを除去します。

  3. 定期的な歯科検診・クリーニング
     歯石や隠れた炎症を早期に発見・除去できます。


まとめ:早めのケアが「歯を守る」第一歩

歯ぐきの出血は「よくあること」ではなく、お口の中からの大切なサインです。
放っておくことで、取り返しのつかない事態になることもあります。

少しでも気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
当院では、歯周病のチェックやクリーニングも随時受け付けております。

 

10月の診療日のお知らせ

いつも立川活き活き歯科をご利用いただき、誠にありがとうございます。

10月の診療日についてお知らせいたします。



10月の診療スケジュール

通常診療日:月曜日〜土曜日(9:0018:30

休診日:水曜日、日曜日、祝日

1014日(火)は休診/1015日(水)は診療いたします。

変則的となりますので、ご注意ください。



ご予約について

ご予約はお電話または当医院のウェブサイトから受け付けております。

ウェブサイトからのご予約は、初めての方とメンテナンスの方のみとなります。



ご不明点やご質問がございましたら、当医院までお気軽にお問い合わせください。

 

~“様子見”がトラブルのもとになることも~

春から夏にかけて行われる「学校歯科検診」。
検診の紙に「要注意」や「経過観察」と書かれてくると、
「すぐ歯医者に行くべき?」「経過観察ってことは様子見でいいの?」と悩まれる保護者の方も多いと思います。

今回は、そんな学校歯科検診の“要注意”が意味することと、取るべき対応についてお話します。


◆「要注意」ってどういう状態?

学校検診では、虫歯や歯ぐきの状態、歯並びなどをざっとチェックしています。
「要注意」とは、以下のような“今すぐ治療は必要ないけれど、このまま放っておくと悪化する可能性がある”状態を指しています。

例:

  • ごく初期の虫歯(C0C1

  • 歯肉炎(歯ぐきの腫れ・出血)

  • 歯並びの問題(噛み合わせ、顎のずれ)

  • 要観察歯(永久歯の生え方に注意が必要)


◆「経過観察=放っておいてOK」ではない!

「経過観察」と書いてあると、「じゃあ様子を見ておけばいいか」と思ってしまいがちですが、
実際は“定期的に歯科でチェックを受けましょう”というサインです。

検診はあくまで「短時間での目視」が中心なので、
細かい虫歯や、進行状況までは正確にわからないこともあります。
歯科医院でレントゲンや詳しい検査を受けることが大切です。


◆歯科医院で診てもらうメリット

  1. 小さな虫歯を早めに治療・予防できる
     → 痛みが出る前に対応できれば、治療も最小限で済みます。

  2. 歯ぐきや噛み合わせのトラブルもチェックできる
     → 成長期のうちに気づけば、将来的な矯正治療の計画も立てやすくなります。

  3. 定期管理で、お口の健康を守りやすくなる
     →クリーニングを定期的に行うと効果的です。


◆早めの受診が安心のカギ!

学校検診の結果票を持ってこられる方の中には、
「もっと早く来れば簡単な処置で済んだのに…」というケースも少なくありません。

「特に困っている様子がないから」「痛がっていないから」と放置してしまうと、
気づかないうちに虫歯が進行していたり、噛み合わせが悪化していたりすることも。

とくに乳歯から永久歯に生え変わる時期(612歳)は、お口の中の変化が大きい時期。
小さな「要注意」でも、油断せずに一度歯科医院で確認しましょう。


◆まとめ

学校検診の「要注意」は、“気をつけて見守ってください”というサイン。
決して“何もしなくてOK”という意味ではありません。

お子さんのお口の健康は、今後の食事・発音・笑顔にも影響していきます。
ぜひこの機会に、歯科医院でのチェックを受けてみてくださいね。